令和7年度表彰事業

第9回NITS大賞

「子供一人一人が輝ける場となるように ~教師の働きがいを再構築する学校づくり~」

1. 実施主体等

2. 事業の目的

「NITS大賞」は、独立行政法人教職員支援機構(NITS・ニッツ)が、学校をとりまく課題の解決に向けてチーム学校で実践した取組を広く募集し、表彰・公開することにより、教育の現場に優れた取組を普及していく事業です。

主題である「子供一人一人が輝ける場となるように ~教師の働きがいを再構築する学校づくり~」のもと、子供たちを主語にするために、学校関係者が主語となり、教職員、児童生徒、保護者、地域の方々などの多様な人々との協働を含め、のびのびと楽しく誇りをもって学校改善に取り組んだ教育実践を募集します。

学校を挙げて課題に向き合い、改善していく様子を通して、教職員の思いや直向きさを広く伝えることで、全国の学校現場における更なる相乗効果を図ります。

3. エントリー要件

学習指導要領の着実な実施、学校における業務改善への取組、特色ある学校づくりなど、一人一人の子供を主語にする学校教育の実現に向けて、多様な人々との協働を含め、のびのびと楽しく誇りをもって学校改善に取り組んだ実践活動を実施していること。
また、その実践が教職員等の学びや成長につながり、学校全体や地域の教育力向上に寄与していること。

4. エントリー資格

「3.エントリー要件」に示す実践活動に主体的に参画した個人または団体(教職員、児童生徒、保護者、地域の方(学校運営協議会を含む)、及びその関係団体)

5. 審査

(1) 審査基準と審査方法

①審査の観点

審査はいずれも、下記の3つの観点から行います。

  1. 学校や児童生徒の現状を踏まえ挑戦と工夫を重ねた実践が学校全体に変化をもたらし、教職員等や児童生徒にポジティブな影響を与えている。特に、教職員等が学びを深めつつ柔軟に取り組んだ実践であること。
  2. 取組の方法や工夫だけでなく、そこで生じた困難や試行錯誤の過程が広く共有され、同様の課題を抱えた教職員等の学びにつながる。
  3. 取組の過程の中で、教職員等が協働しながら学び合い、試行錯誤を通じて成長する姿勢が見られる。

取組の事実や結果だけでなく、その過程の中で、下記の点について、特に評価のポイントとして判断します。

②審査方法

数名の審査委員により審査を行います。

〈一次審査〉

エントリーシートをもとに書類審査を行います。

〈二次審査〉

プレゼンテーション審査(10分)をもとに、大賞、準大賞、優秀賞等を選出します。

(2) 審査委員

決定次第、お知らせします。

(3) 審査結果の通知方法

後日公開するとともに、受賞者には別途お知らせします。

6. 賞

大賞(表彰状、賞金30万円を授与)、準大賞(表彰状、賞金10万円を授与)、優秀賞(表彰状、賞金5万円を授与)、入選(表彰状、賞金2万円を授与)等を選出します。
各賞は、一次審査(書類審査)で選出された中から、二次審査(プレゼンテーション審査)にて決定します。

7. 事業の流れ

  1. エントリーシート提出期間〈令和7年9月1日(月曜日)~令和7年11月7日(金曜日)【必着】〉
  2. 一次審査(書類審査)〈令和7年11月中旬~12月中旬〉
  3. 一次審査通過者への連絡、及び発表準備〈令和7年12月下旬~令和8年1月下旬〉
  4. 二次審査(プレゼンテーション審査)及び結果発表、授賞式等〈令和8年2月~3月〉
  5. 事例集を機構ウェブサイトに掲載〈令和8年3月〉

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