令和6年度表彰事業

第8回NITS大賞

「子供一人一人が輝ける場となるように ~教師の働きがいを再構築する学校づくり~」

「第8回NITS大賞事例集」掲載

「第8回NITS大賞事例集」を掲載しました。
詳細は「8. 事例集」 をご覧ください。

1. 実施主体等

2. 事業の目的

「NITS 大賞」は、独立行政法人教職員支援機構(NITS・ニッツ)が、学校をとりまく課題の解決に向けてチーム学校で実践した取組を広く募集し、表彰・公開することにより、教育の現場に優れた取組を普及していく事業です。

主題を「子供一人一人が輝ける場となるように~教師の働きがいを再構築する学校づくり~」とし、子供たちを主語にするために、学校関係者が主語となり、教職員、児童生徒、保護者、地域の方々などの多様な人々との協働を含め、のびのびと楽しく誇りをもって学校改善に取り組んだ教育実践を募集します。

学校を挙げて課題に向き合い、改善していく様子を通して、学校関係者の思いや直向きさを広く伝えることで、全国の学校現場における更なる相乗効果を図ります。

3. エントリー要件

新学習指導要領の着実な実施や、学校における業務改善への取組、ポストコロナ時代の新たな学びの実現、特色ある学校づくりなど、一人一人の子供を主語にする学校教育の実現に向けて、多様な人々との協働を含め、のびのびと楽しく誇りを持って学校改善に取り組んだ実践活動

4. エントリー資格

「3.エントリー要件」に示す実践活動に主体的に参画した個人または団体(教職員、児童生徒、保護者、地域の方(学校運営協議会を含む)、及びその関係団体)

5. 審査

(1) 審査基準と審査方法

①審査の観点

審査はいずれも、下記の3つの観点から行います。

  1. 学校や児童生徒の現状を把握し、現状を踏まえた課題の解決に向けて目標を設定した取組を行い、その取組が学校の改善に繋がり、教職員や児童生徒にポジティブな影響をもたらしている
  2. 広く波及効果が期待でき、同様の課題を抱えた学校が、取組の方法や内容、工夫点などを参考にできる
  3. 取組の過程の中で、周りと協働して困難に対処し、試行錯誤を繰り返しながら改善に向かっている

取組の事実や結果だけでなく、その過程の中で、下記の点について、特に評価のポイントとして判断します。

②審査方法

数名の審査委員により審査を行います。

〈一次審査〉

エントリーシートをもとに書類審査を行います。

〈二次審査〉

プレゼンテーション審査(10分)をもとに、大賞、準大賞、優秀賞等を選出します。

(2) 審査委員(五十音順、敬称略)

今村 久美 認定NPO法人カタリバ 代表理事
北神 正行 国士舘大学 教授
貞広 斎子 千葉大学 副学長
二宮 徹 NHK松山放送局 副局長(元解説委員)
平田 オリザ 芸術文化観光専門職大学 学長
山極 壽一 総合地球環境学研究所 所長

(3) 大賞・準大賞・優秀賞・入選受賞者一覧

第8回NITS大賞は、学校現場等から93点の応募がありました。最終的に大賞1点、準大賞1点、優秀賞6点、入選3点が選出されました。

受賞校(受賞者) 活動名 エントリーシート・活動発表動画
大賞 奄美群島高校探究コンソーシアム(鹿児島県立大島高校) オール奄美で取り組む人財育成
~南北200㎞奄美の高大連携及び高校間交流~
準大賞 横浜市立旭小学校 主幹教諭 玉置哲也 校内研究を「なぜ」から問い直す
~大人も子供も一人ひとりを大切にする学び~
優秀賞 北島幸三(現:名護市立大宮中学校/前:今帰仁村立今帰仁中学校) ギリギリのOUTを目指す生徒会!
~挑戦を通して、協働と主体性の意義を掴む!~
優秀賞 舞鶴市立若浦中学校 Who are you?で語る
~主体性が高まり、自分の強みが伸びる学校~
優秀賞 横須賀市立長沢中学校 総括教諭 藤井亮平 「生徒」を主語にした学校づくり
~NGSWプロジェクトで生徒活躍型の沢中へ~
優秀賞 広島県立大崎海星高等学校 「○○WEEK」と題したカリマネ
~教科を繋ぐ、大人の探究~
優秀賞 さつま町立柏原小学校 校長 石川雅仁 進め!子供と教師の個別最適な学び
~教師の○○観を変える学校改革への挑戦~
優秀賞 北海道函館西高等学校 探究懇話会から始まる社会との共創
~探究活動を円滑にするフラットな研修の仕組~
入選 青森市立甲田中学校 協働的アジャイル型校内研修
~生徒のためのウェルビーイングな学校づくり~
入選 邑楽町立高島小学校 多忙すぎる先生を救え!
~小規模校の業務改善で持続可能な未来へ一歩~
入選 大阪教育大学附属天王寺小学校 ともにつくる豊かな学び
~みんなが参加・活躍できる学校へ~

(4) 大賞・準大賞・優秀賞・入選の活動発表(プレゼンテーション)動画

二次審査において、1校につき10分の発表(プレゼンテーション)をオンラインで行いました。スライドを巧みに使って、課題や活動内容のポイントを示すとともに、動画や画像等も交えながら、取組の過程や成果を明確に伝えました。

オール奄美で取り組む人財育成 ~南北200㎞奄美の高大連携及び高校間交流~

受賞者 奄美群島高校探究コンソーシアム(鹿児島県立大島高校)
掲載日

校内研究を「なぜ」から問い直す ~大人も子供も一人ひとりを大切にする学び~

受賞者 横浜市立旭小学校 主幹教諭 玉置哲也
掲載日

ギリギリのOUTを目指す生徒会! ~挑戦を通して、協働と主体性の意義を掴む!~

受賞者 北島幸三(現:名護市立大宮中学校/前:今帰仁村立今帰仁中学校)
掲載日

Who are you?で語る ~主体性が高まり、自分の強みが伸びる学校~

受賞者 舞鶴市立若浦中学校
掲載日

「生徒」を主語にした学校づくり ~NGSWプロジェクトで生徒活躍型の沢中へ~

受賞者 横須賀市立長沢中学校 総括教諭 藤井亮平
掲載日

「○○WEEK」と題したカリマネ ~教科を繋ぐ、大人の探究~

受賞者 広島県立大崎海星高等学校
掲載日

進め!子供と教師の個別最適な学び ~教師の○○観を変える学校改革への挑戦~

受賞者 さつま町立柏原小学校 校長 石川雅仁
掲載日

探究懇話会から始まる社会との共創 ~探究活動を円滑にするフラットな研修の仕組~

受賞者 北海道函館西高等学校
掲載日

協働的アジャイル型校内研修 ~生徒のためのウェルビーイングな学校づくり~

受賞者 青森市立甲田中学校
掲載日

多忙すぎる先生を救え! ~小規模校の業務改善で持続可能な未来へ一歩~

受賞者 邑楽町立高島小学校
掲載日

ともにつくる豊かな学び ~みんなが参加・活躍できる学校へ~

受賞者 大阪教育大学附属天王寺小学校
掲載日

6. 賞

大賞(表彰状、賞金30万円を授与)、準大賞(表彰状、賞金10万円を授与)、優秀賞(表彰状、賞金5万円を授与)、入選(表彰状、賞金2万円を授与)等を選出します。
各賞は、一次審査(書類審査)で選出された中から、二次審査(プレゼンテーション審査)にて決定します。

7. 事業の流れ

  1. エントリーシート提出期間〈令和6年9月1日(日曜日)~令和6年11月8日(金曜日)【必着】〉
  2. 一次審査(書類審査)〈令和6年11月中旬~12月中旬〉
  3. 一次審査通過者への連絡、及び発表準備〈令和6年12月下旬~令和7年1月下旬〉
  4. 二次審査(プレゼンテーション審査)〈令和7年1月下旬~2月初旬〉
  5. 事例集を機構ウェブサイトに掲載〈令和7年3月〉

8. 事例集

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