令和5年度表彰事業

第7回NITS大賞

「子供一人一人が輝ける場となるように ~教師の働きがいを再構築する学校づくり~」

「第7回NITS大賞事例集」掲載

「第7回NITS大賞事例集」を掲載しました。
詳細は「8. 事例集」 をご覧ください。

1. 実施主体等

2. 事業の目的

「NITS 大賞」は、独立行政法人教職員支援機構(NITS・ニッツ)が、学校をとりまく課題の解決に向けてチーム学校で実践した取組を広く募集し、表彰・公開することにより、教育の現場に優れた取組を普及していく事業です。

主題を「子供一人一人が輝ける場となるように~教師の働きがいを再構築する学校づくり~」とし、子供たちを主語にするために、学校関係者が主語となり、教職員、児童生徒、保護者、地域の方々などの多様な人々との協働を含め、のびのびと楽しく誇りをもって学校改善に取り組んだ教育実践を募集します。

学校を挙げて課題に向き合い、改善していく様子を通して、学校関係者の思いや直向きさを広く伝えることで、全国の学校現場における更なる相乗効果を図ります。

3. エントリー要件

学習指導要領の着実な実施、学校における業務改善への取組、ポストコロナ時代の新たな学びの実現、特色ある学校づくりなど、一人一人の子供を主語にする学校教育の実現に向けて、多様な人々との協働を含め、のびのびと楽しく誇りをもって学校改善に取り組んだ実践活動を実施していること

4. エントリー資格

「3.エントリー要件」に示す実践活動に主体的に参画した個人または団体(教職員、児童生徒、保護者、地域の方(学校運営協議会を含む)、及びその関係団体)

5. 審査

(1) 審査基準と審査方法

①審査の観点

審査はいずれも、下記の3つの観点から行います。

  1. 学校や児童生徒の現状を把握し、現状を踏まえた課題の解決に向けて目標を設定した取組を行い、その取組が学校の改善に繋がり、教職員や児童生徒にポジティブな影響をもたらしている
  2. 広く波及効果が期待でき、同様の課題を抱えた学校が、取組の方法や内容、工夫点などを参考にできる
  3. 取組の過程の中で、周りと協働して困難に対処し、試行錯誤を繰り返しながら改善に向かっている

取組の事実や結果だけでなく、その過程の中で、下記の点について、特に評価のポイントとして判断します。

②審査方法

数名の審査委員により審査を行います。

〈一次審査〉

エントリーシートをもとに書類審査を行います。

〈二次審査〉

プレゼンテーション審査(10分)をもとに、大賞、準大賞、優秀賞等を選出します。プレゼンテーションの詳細については、「8.エントリー方法と留意点」(2)②を参照してください。

(2) 審査委員(五十音順、敬称略)

今村 久美 認定NPO法人カタリバ 代表理事
北神 正行 国士舘大学 教授
貞広 斎子 千葉大学 教授
二宮 徹 NHK松山放送局 副局長(元解説委員)
平田 オリザ 芸術文化観光専門職大学 学長
山極 壽一 総合地球環境学研究所 所長

(3) 大賞・優秀賞等受賞者一覧

第7回NITS大賞は、学校現場等から81点の応募がありました。最終的に大賞1点、準大賞2点、優秀賞4点、入選3点が選出されました。

受賞校(受賞者) 活動名 エントリーシート・活動発表動画
大賞 新潟市立白新中学校 生徒が輝くブカツイノベーション
~生徒自らがデザインする放課後活動の創造~
準大賞 京都市立北総合支援学校 研究推進委員会 ウェルビーイングな学校づくり
~子ども・学校・地域社会が協働する実践から~
準大賞 那覇市立城岳小学校 子供と共に学び創る
~「城岳小学校学びの相似形」の構築~
優秀賞 伊丹市立摂陽小学校 事務職員 大嵩 貴史 事務職員の主体的な校務運営参画
~学校運営協議会と共に創る「チーム学校」~
優秀賞 厚木市立毛利台小学校 総括教諭 髙橋 亮太 ハッピーフィードバック大作戦!!
~若手育成!いいところ見つけで教師力アップ
優秀賞 那覇市立城北中学校 デジタル・シティズンシップの醸成
~学校全体の対話によるガイドラインの創造~
優秀賞 宮城県小牛田農林高等学校 鈴木 崇之 校内外との協働で魅力ある学校へ
~学科や地域の特色を活かしたカリマネの実践~
入選 砥部町立麻生幼稚園 地域とのつながりの中で幼児が育つ
~地域連携の見直しと工夫~
入選 市立札幌豊明高等支援学校 ウェルビーイングの根っこを育てる
~「3つの価値」を中心にした学校づくり~
入選 豊橋市立大清水小学校 地上の楽園プロジェクト
~みんなで創る。みんなが楽しい学校づくり~

(4) 大賞・優秀賞等の活動発表(プレゼンテーション)動画

二次審査において、1校につき10分の発表(プレゼンテーション)をオンラインで行いました。スライドを巧みに使って、課題や活動内容のポイントを示すとともに、動画や画像等も交えながら、取組の過程や成果を明確に伝えました。

生徒が輝くブカツイノベーション ~生徒自らがデザインする放課後活動の創造~

受賞者 新潟市立白新中学校
掲載日

ウェルビーイングな学校づくり ~子ども・学校・地域社会が協働する実践から~

受賞者 京都市立北総合支援学校 研究推進委員会
掲載日

子供と共に学び創る ~「城岳小学校学びの相似形」の構築~

受賞者 那覇市立城岳小学校
掲載日

事務職員の主体的な校務運営参画 ~学校運営協議会と共に創る「チーム学校」~

受賞者 伊丹市立摂陽小学校 事務職員 大嵩 貴史
掲載日

ハッピーフィードバック大作戦!! ~若手育成!いいところ見つけで教師力アップ

受賞者 厚木市立毛利台小学校 総括教諭 髙橋 亮太
掲載日

デジタル・シティズンシップの醸成 ~学校全体の対話によるガイドラインの創造~

受賞者 那覇市立城北中学校
掲載日

校内外との協働で魅力ある学校へ ~学科や地域の特色を活かしたカリマネの実践~

受賞者 宮城県小牛田農林高等学校 鈴木 崇之
掲載日

地域とのつながりの中で幼児が育つ ~地域連携の見直しと工夫~

受賞者 砥部町立麻生幼稚園
掲載日

ウェルビーイングの根っこを育てる ~「3つの価値」を中心にした学校づくり~

受賞者 市立札幌豊明高等支援学校
掲載日

地上の楽園プロジェクト ~みんなで創る。みんなが楽しい学校づくり~

受賞者 豊橋市立大清水小学校
掲載日

6. 賞

大賞(表彰状、賞金30万円を授与)、準大賞(表彰状、賞金10万円を授与)、優秀賞(表彰状、賞金5万円を授与)、入選(表彰状、賞金2万円を授与)等を選出します。
各賞は、一次審査(書類審査)で選出された中から、二次審査(プレゼンテーション審査)にて決定します。

7. 事業の流れ

  1. エントリーシート提出期間〈令和5年9月1日(金曜日)~令和5年11月10日(金曜日)【必着】〉
  2. 一次審査(書類審査)〈令和5年11月中旬~12月中旬〉
  3. 一次審査通過者への連絡、及び発表準備〈令和5年12月下旬~令和6年1月下旬〉
  4. 二次審査(プレゼンテーション審査)〈令和6年1月下旬~2月上旬〉
  5. 二次審査結果発表(令和6年2月下旬)
  6. 事例集を機構ウェブサイトに掲載〈令和6年3月〉

8. 事例集

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