第2回中堅教員・次世代リーダー教員研修(研修参加者の声)

令和6年7月22日(月曜日)から7月26日(金曜日)までの5日間の日程で「第2回中堅教員・次世代リーダー教員研修」を開催しました 。研修参加者にインタビューし、感想を伺いました。


印象に残ったキーワードは、「スーパースターはいらない」(4日目午前の講義「カリキュラム・マネジメント」)という言葉です。本研修に参加する前は、学校の業務に関して、自分が「スーパースター」になろうとしていて、多くの仕事を抱えて多忙になっていました。ミドルリーダーとして、自分が主となってやっていくよりも、裏方として皆を巻き込んでいくようなスタイルのほうが大事だと、本研修を通じて思うようになりました。そのためには、学校経営ビジョンを作り上げる段階から自校のそれぞれの先生方に携わっていただき、どんな風に生徒を育てていきたいかという観点で、課題を視覚化し、安心して意見交換できる環境を整えることが必要なことだと感じます。

本研修に参加して、NITSの研修の流れ(問いの設定、講義、リフレクション)が、学校組織を動かしていくための手順として活用できるのではないかと感じました。今回学んだことを地元に持ち帰り、生徒をどのように育てたいか、そのためにはどんな手法がいいのかといったことについて、学校経営ビジョンのあり方も含め、教職員で話し合って共有していきたいです。