6月13日（火曜日）、タイ教育省次官事務局下の国立教師・教員・教育職員開発機関（NIDTEP）が、教育経営者開発コースの一環としての海外研修のため、当機構のつくば本部に視察に訪れました。タイからは、アッタポン・サンカワーシー教育事務次官をはじめ、約40名がお越しになりました。

鍋島理事及び佐野審議役から当機構の沿革と事業概要、及び今後の事業の方向性について説明を行った後、研修施設の見学を行いました。第二研修棟では、当日対面により開催していた「教職員等中央研修（リーダー教員育成研修）」を、オンライン演習室においては、オンラインにより開催していた「学校組織マネジメント研修」を、それぞれ見学しました。

最後に行った質疑応答では、「日本の教員の研修制度」や「教師の学びの在り方をどう変えるか」といった内容について質問いただき、熱心に理解を深めようとする姿勢が印象的でした。

当機構では「タイ国校長研修」を行っており、タイとは深い関わりがあります。訪れた方々にとって、充実した視察であったことを願うとともに、今後とも良好関係を継続していければと思います。