ハイフレックス型研修(第1回副校長・教頭等研修)の実施について

8月1日(月曜日)~8月5日(金曜日)に、当機構つくば本部において、「教職員等中央研修(第1回副校長・教頭等研修)」を実施しました。
当機構では、令和2年度以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、全ての主催研修をオンラインに切り替えて実施してきましたが、約2年半ぶりに集合・宿泊研修を実施した形となります。今回は通常の集合研修とも異なり、これまで実施してきたオンライン研修のノウハウも踏まえ、リアルタイムでのオンラインによる参加も可能とした、「ハイフレックス型研修」という形態をとりました。

当機構としては初めての取組となりましたが、オンライン参加の方を含め、5日間の研修を無事に終えることができました。
研修においては、受講者同士の活発な意見交換が多く見られるとともに、発表を通じて会場とオンライン参加の方が一体となって学びを共有するなど、ハイフレックス型研修ならではの学びの深まりが、多くの場面で見受けられたように感じます。

参加した受講者からは、

「講義・演習を通して、学校へ戻ったら『やってみたい』と具体的にイメージすることができました。これまでは、できていないことや協力を得られないことに対して、不満や愚痴になり、他へ責任転嫁するようなことがあったように思います。しかし、それは職員間のコミュニケーションであったり、ビジョンの共有が不十分であったり、何らかの要因があることがはっきりとしました。そうしたことを整理して考える上で、今回の内容や構成は非常に良かったです。ありがとうございました。」

「5日間学んできたことをぎゅっと詰め込んだ講義・演習であった。今まで自分なりに感じてきたこと、この研修に参加して学んだこと、グループの先生から学んだことなど、ワークシートを見直すとたくさんの学びが詰まっていたことが大変うれしかった。自分なりに成長を感じたこの気持ちを、次は教職員に、そして最終的には子供たちが自分の成長を感じ、うれしくなれる学校になるよう実践し、この研修が本当の意味で価値あるようにしていきたい。」

といった感想をいただきました。

今後の集合研修の再開に向けて、今回の実施を踏まえて更なる改善を図りながら、全国の教職員の学びに寄与できるよう取り組んでまいります。