本日から、「第２回校長研修」「第２回事務職員研修」がはじまりました。校長研修の受講者67名と、事務職員研修の受講者112名が全国から集まり、５日間の研修を受講します。 本日の講義は、午前の「新しい時代の教育」、午後の「学校ビジョンと戦略」ともに校長研修・事務職員研修の合同講義でした。 校長研修の受講者に、本日の感想を伺いました。 「私の高校は複数の高校が統合して間もない新しい学校で、工業高校、女子高校、生活科学科を持つ高校の３つの高校の要素を持っています。実体として３つの学校が寄せ集まった状況があり、ビジョンや目標も、まだ統合した新しい学校としてのものが構築されていない状況であり、それを組織としてどう構築し、共有するかが自校の課題だと思っています。 今日の講義を聞いて、統合した学校の新しい教育目標や学校ビジョンを構築し、それを全体で共有することが重要だと改めて認識しました。 また、この研修では、そのビジョンをどう具現化し、「How to」をいかに具体化していくかが課題だと認識しています。 金曜日には今日と同じ北神講師によるマネジメントの実践に向けた講義・演習があります。自校の実践につなげられるよう、しっかり取り組みたいです。」 「今日の講義『新しい時代の教育』と『学校ビジョンと戦略』を聞き、自分たちが今取り組んでいることの根本的な部分を、広い視野で見ることができ、今の自分たちの課題と国の施策のつながりを感じることができました。例えば、私の勤務校のある島根県では、教育の魅力化について取り組んでいます。魅力的な教育づくりのために、学校でも日々協議をしているところです。しかし、その取り組みは単に独立して生まれたものではなく、新しい教育改革、学校の組織改革や地域創生といった大きな流れを背景としてできています。今自分たちが取り組んでいる課題の背景や教育の大きな流れを知り、校長として、他の教職員にもこの視点を伝え、自校の課題や目標づくりに役立てていきたいです。」 17日からは、校長研修と事務職員研修、それぞれに分かれて講義・演習を行います。明日の校長研修は午前に『カリキュラム・マネジメント』、午後に『新しい学びの推進～主体的・協働的で深い学び～』の講義・演習を行います。 ※写真は今回の校長研修のユニットリーダー、サブリーダーの皆様です。