中堅教員研修 3日目

本日は、清水法律事務所の清水幹裕弁護士による講義「教育法規Ⅱ」を行いました。 受講者のみなさんに感想を伺いました。 「弁護士としてさまざまな経験をされてきた清水弁護士の『批判は常にある』という言葉はとても重みがありました。そして、自分の良識をもっと信じたほうがいいという教えに勇気づけられました。保護者や地域の方など、いろいろな立場から意見をいただいた時や、子供に注意をしなければいけない時に迷ってしまうこともありますが、しっかりと良識を持って職務に当たろうと思いました。」 「講義ではたくさんの学校訴訟の判例を紹介していただきました。指導全体に、常に法律の視点を取り入れなければならないと思いました。学校に戻ったら同僚にしっかりと伝え、判例について勉強する機会を設けたいと思います。また、法律が私たちを守ってくれるという見方にも気づけてよかったです。学校で問題を抱え込まず、困ったら法律の専門家に任せるようにしたいと思いました。個別相談にも乗っていただけてありがたかったです。」 「清水弁護士の熱い思い、私たち教員に向けられている期待の大きさに感銘を受けました。『日本を救うのは教育である』『大人を感動させられる子供を育ててほしい』というメッセージはモチベーションアップにつながりました。熱い思いの中には、教師に元気になってほしいというものがあり、日々の心の持ちようやメンタルヘルスマネジメントについてのアドバイスもいただきました。清水弁護士が言っていたように、つらい時、対応が難しい時には割り切って、いつまでも思い悩まず次に進むようにしたいと思います。」 21日は、「カリキュラム・マネジメント」と「新しい学びの推進」についての講義・演習を行います。