体力向上マネジメント研修 最終日

6月20日から4日間にわたって開催してきた体力向上マネジメント指導者養成研修は本日、最終日を迎え、176名が修了証書を手にしました。 本日は午前中に、2日目から学校種ごとの部会に分かれて行ってきた演習「学校全体で取り組む体力向上に関するマネジメントの在り方」の代表班による成果発表を行いました。 続いて午後は、スポーツ庁政策課の高橋修一教科調査官による講義「子供の体力の向上を図るための指導者として~研修講師・企画者としての心構えと留意点」を実施しました。 研修を修了しNITSを後にする受講者の皆さんに、感想を伺いました。 「午前中の演習発表では、自分の所属する校種以外の話を聴けて、大変参考になりました。私は現在教諭という立場なので、学校全体のマネジメントにはこれまであまり関わってきませんでした。ですが、体力をつけることは生徒たちにとって確実に必要なことなので、この研修で学んだことを学校の皆さんに伝え、周囲を巻き込みながらチームで協力していきたいです。」 「高校部会の私の班は、職員会議で体力向上の必要性を説明するという設定で発表を組み立てました。体力向上のおかれている現状とそこからうかがえる必要性、目標設定の際の留意事項、計画から実施に向けてのプロセスを、マネジメントの観点からまとめました。グループの皆さんと発表を作り上げていく中で感じたのは、各地域を代表して来ている方々ということもあり皆さんとても熱心だということです。普段なかなかお会いする機会のない他県の方々と情報交換できたことは貴重な機会であるとともに、これまで思いもよらなかった取組や視点を知ることができ、有意義でした。ここで得たつながりを大切にし、今後も情報交換をし合えたらいいなと思っています。」 「これまであまり知ることのなかった自分の所属する学校種以外の発表を聴くことができ、新鮮でした。さらに、それぞれ学校種ごとに課題は異なりますが、継続してやるべきこともあることがわかり、自分の中で線がつながりすっきりしました。」 6月26日からは2週間、生徒指導指導者養成研修を行います。