キャリア教育とコミュニケーション力

昨日は「教職員等中央研修 第5回中堅教員研修」の6日目の研修を行いました。午前は「キャリア教育」の講義を行い、午後は「コミュニケーション力」の講義・演習を行いました。研修について受講者に感想を伺いました。 「キャリア教育の講義では、草創期のキャリア教育と今日のキャリア教育で、キャリア教育に期待するものが移り変わってきたことが分かりました。子どもたちに今と将来がつながっていることを意識させ、今の学習を大切にしてもらうことが重要だと感じました。今日の講義を踏まえて、自校の全体計画や年間指導計画に具体的な目標が設定されているかなどを見直していきたいです。」 「午後の講義は、コミュニケーションについてのお話でした。様々な演習を通して、自分の殻を破って心を開示し、相手を受け入れて感じること大切さを学び、実感することができました。演習では、アイスブレークに使えそうな簡単なアクティビティも体験でき、会議を始める前などに取り入れていきたいと思いました。」 「コミュニケーション力の講義では、リーダーに求められるコミュニケーション力として、伝える力が重要であると分かりました。伝えるときには、相手が受け取れる容量を考えることや、自分のしたい話ではなく相手の聞きたい話をすることに気をつける必要があります。また、リーダーには巻き込む力も重要で、開かれた学校づくりのためには、地域の人や保護者を巻き込むような展開をつくることが必要だと感じました。」 本日は「第5回中堅教員研修」7日目です。「学校運営演習」の3回目の協議と「特別支援教育の充実」の講義を行います。