生徒指導研修 4日目

「生徒指導指導者養成研修」4日目の本日は午前に「不登校の予防と対応」、午後に「自殺予防に向けた取組」の講義を行いました。いずれも重い内容を取り扱う講義でしたが、受講者の皆さんはどのようにじられたか、感想を伺いました。 「不登校が年々増えている現状で、様々な事例を提示してくださり、早速活用したいと思えるものばかりでした。ロールプレイでは、それぞれの立場の気持ちがわかりやすく、これまでの自分の対応を見直すきっかけとなりました。特に、生徒がどのような気持ちでいるのか気付けていないことも多く、反省をしなくてはとも思いました。」 「先生が紹介されていた不登校の生徒に関わる担任の先生が書いた文章を聴き、感動して涙が出ました。不登校について考えるとき、どうしても答えを急いでしまいがちになってしまいますが、周りに相談ししっかりと受け止めることが大事なんだと実感しました。」 「午後の講義では、自殺を取り扱うということで、普段気軽に話し合える内容ではないので、このような機会にみんなで頭をつき合わせて考えることができ良かったです。遺族の方への対応について、完全に彼らの気持ちを理解することは難しく、不可能だと思います。ですが、少しでも苦しい気持ちを共有することはでき、それがとても大事だということを学校に帰って皆さんに伝えたいです。」 「講義の最後に質問がたくさん出たので、みんな問題をたくさん抱えているんだなと思いました。講師が大学の先生だったので、主に研究をされているのだろうと思ったのですが、回答を聞くと、実際に現場に赴きたくさんの事例に接されていて驚きました。そんなにたくさんの深刻な事例に携わって、先生は大丈夫なんだろうかと心配になってしまいました。」