「水夜サイエンスカフェ」に参加しました
令和7年3月5日(水曜日)、つくばサイエンスツアーオフィスが主催する「水夜サイエンスカフェ」に参加しました。
「水夜サイエンスカフェ」とは、つくば市内の研究教育機関が、より多くの方に研究成果や存在意義を伝え、科学を身近に気軽に楽しんでいただくための場の提供を目的としたもので、令和6年12月4日(水曜日)~令和7年3月5日(水曜日)の期間の毎週水曜日に、つくば駅近くのつくばセンタービル1階のco-enで開催されました。
当機構が参加した回は、「宿題をあつめてデータサイエンス ー原点回帰と新たな学びへー」をテーマとして、理化学研究所(理研)と共同で行いました。始めに理研と当機構の紹介を行った後、教育・研究それぞれにおける課題を提示しました。
当機構からは「年齢が上がるに連れて子供たちの理科離れが進むこと」、理研からは「研究に必要なデータを集める人手が足りていないこと」が提示され、会場の参加者の皆さんに、グループで解決に向けた方策を話し合っていただきました。
教育に関わっている人や関わろうとしている人、研究機関に所属している人などいろいろな立場の参加者から意見が出され、最後には両機関より、「子供たちが学校で育てるアサガオなどの植物の成長記録を集められれば、ビッグデータとして研究に活かすことができ、研究に活かされるという事実が理科を学ぶ意欲につながるのではないか」という提案がなされました。
今回は、「水夜サイエンスカフェ」の今シーズンの最終回でしたが、たくさんの方々にご来場いただき、終始にぎやかな雰囲気で終えることができました。
当機構としては、参加した多くの方々に機構を知っていただく機会を提供できたとともに、理研の方と協働する貴重な機会となりました。今回築いた繋がりを活かし、今後の当機構事業の積極的な広報活動等に繋げていきたいと思います。