「第3回NITS大賞」活動発表会・大賞選出・表彰式(2月2日はニッツの日)

2月2日はニッツの日として、毎年NITS大賞の活動発表会・大賞選出・表彰式を行っています。 東京・丸の内で行った受賞者による1人5分のプレゼンテーションのあと、1.課題の重要性、2.汎用性(他校のヒントになるか)、3.先進性、4.独創性、5.効果・影響度の5つの観点から、7名の審査委員による大賞選出審査が行われ、大賞に広島県呉市立広南中学校・滋賀県彦根市立佐和山小学校の2校が選ばれました。 受賞した活動は「小中一貫で資質・能力育成 ~社会に開かれた教育課程で未来創造~」(広南中学校 荒本教頭)、「あこがれがつなぐ学校文化 ~子供の力で発展し続ける学校づくり~」(佐和山小学校 川端教諭)の2つです。 審査委員からはそれぞれ、「研究の進め方としてのR-PDCAに基づく組み立てと、取り組んだ実践の先進性・独創性が高く評価される。特に、「貫きカリキュラム」という独自の視点のもと、9年間を見通したカリキュラム・マップの作成や総合的な学習の時間を核とする教科横断的・学校段階間接続を図るカリキュラムの実践は研究の精度の高さをうかがわせるものである」(広南中学校)、「学校改革の視点を「学校文化」の変革と創造・継承という重要な課題に取り組んだ点が高く評価される。具体的には、学校が変わっていく鍵は、子どもたちの持つ力であり、それを「あこがれ」というキーワードでさまざまな実践が組み立てられている点は、他校の参考にもなるものであり汎用性という点でも評価される。また、こうした取り組みの成果として、教職員間に協働する文化も醸成されていった点も注目される点である」(佐和山小学校)と高く評価され、大賞へと選ばれました。 今後、発表動画と応募のあった全エントリーシートを機構ウェブサイトに掲載するとともに3月下旬に優秀賞受賞作品をまとめた事例冊子を発行する予定です。 https://www.nits.go.jp/education/grand_prize/outline/003.html