副校長・教頭等研修 11月7日

本日は、東京学芸大学の末松裕基准教授による講義「カリキュラム・マネジメント」と、愛媛大学の露口健司教授による講義「タイム・マネジメント」を行いました。 受講者に感想を伺いました。 -対話の重要性に気づいた 職員が意見や不平を伝えに来たときに、必ずしもカウンセリング的な”傾聴”をスキルとして駆使して”対処”することが正しいわけではないということを学びました。こちらが相手の気持ちを受け止めて落ち着かせることを目的としても、相手が求めているのは、ただ聞いてもらうということではない場合も多いからです。先生が勧めていたのは傾聴ではなく「対話」でした。Aという考えの自分と、Bという考えの相手がいたとき、互いが相手の意見を理解しようと対話を重ねることで、たとえ全てに共感できなくとも、新しいCという考えが生まれてくることがあります。これこそ、組織が組織であることを生かすということだと思いました。 -時間そのものよりも、「負担感」を考えてみる 世の中では残業はひと月45時間とか、年間360時間とか言われていますが、目に見える時間そのものよりも、まずは負担感に焦点をあてて考えてみることも必要なのではないかと思います。「やりたくなくてズルズル先延ばしにされがちな仕事」を考えたときに、どうやってその負担感を減らせるか、または負担感は減らせなくてもいかに取り組んでもらうようにするかが重要になってきます。負担感業務の特徴例として、「目的性の欠如」が挙げられていました。何のために、なぜ私が、その業務をやらなければならないのかと感じやすい業務です。このような「子どもから遠い業務」は、特に若手がいやがる傾向があると知りました。頼むときは、意味や意義を明確にするよう心がけたいと思います。 -サーバント・リーダーになるためには 自分の利益よりも、部下の利益を常に優先するようなリーダーを、サーバント・リーダーということを知りました。仕事を押しつけるのではなく仕事を任せ、責任を負わせるのではなく責任を持たせるという理念のもと、部下を成長させるそうです。人格者のようですが、これを実現するのはなかなかに大変なことだとも思います。やはり自分でやったほうが早いしミスも少ないと考えてしまう業務はたくさんありますし、「たとえミスしても責任は自分にはないから」という、悪い意味での安心感を持たれてしまうこともあるからです。日頃から、なにかあったときは助けてくれるという安心感は持たせつつ、共に成長していきたいと思ってもらえるような信頼関係を築いておく必要があると思いました。

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