体力向上マネジメント指導者養成研修 6月20日

本日は、6月18日から21日までの4日間の日程で開催している「体力向上マネジメント指導者養成研修」の3日目でした。幼稚園部会、小学校部会、中学校部会、高等学校部会の4つの部会に分かれて「学校全体で取り組む体力向上に関するマネジメントの在り方」の講義・演習を行いました。 受講者に本日の研修の感想を伺いました。 -学びのつながりで体力向上以外の力も育む 今日の研修では、班ごとに学校の実態に合わせた体力向上を推進する取組について協議しました。年間計画を作り上げるのは難しかったですが、どの学びをつなぐかというカリキュラム・マネジメントについて、同じ班の先生方の視点が参考になりました。教科間の教育活動のつながり、地域・家庭とのつながり、校種間のつながりなどを意識して年間計画に組み入れることができたと思います。体力向上の活動がほかの教育活動にもつながり、体力向上以外の力も育んでいくという考えを大切にしていきたいと思います。 -体力向上の取組が整理できた 班別に行った協議では、講師の方から説明があり、「子どもたちの体力向上の意識が低い学校」などの各班に設定された課題に沿って協議を行いました。課題が設定されていたことで、取り組み方などの大枠がつくりやすく、焦点を絞って協議し、考えを深めることができました。また、年間計画を立てる中で、それぞれの取組がどのように体力向上に結びついているかを整理することができました。現場に戻ったら、自校の課題についても洗い出し、計画を立てていきたいと思います。 -「動いてもいい」と思わせる仕掛けづくり 今日は、前半に体力向上の取組の計画について講義を聞きました。講義の中で、運動が苦手な子どもに既存のスポーツをさせるだけでは、却って運動に難しさを感じて嫌いになってしまう、「動いてもいい」と思わせる仕掛けづくりが大事だという話が印象に残りました。子どもたちが運動に親しむことができるように仕掛けを工夫し、個々の取組がつながるようなカリキュラム・マネジメントを実践できるようにしたいと思います。