副校長・教頭等研修 2月12日

本日は、兵庫教育大学の浅野良一教授による講義・演習「学校ビジョンと戦略」を行いました。 受講者のみなさんに本日の感想を伺いました。 -学校を取り囲む人目線でのビジョン作りをしていきたい 「学校のビジョン作りについて考え直すことが出来たのは大きな収穫でした。ビジョン作りをするときに学校目線で考えるのではなく、児童、保護者、卒業生、地域住民、行政といった、学校を取り囲む人々が何を求めているか考える必要があるということに気づくことができました。 また、民間企業のスローガンを学校に当てはめて考えた活動も興味深かったです。企業スローガンは短い言葉の中に「企業の使命」「貢献対象」「経営の理念」などが盛り込まれていて、同じ業種でも何を最重要目標にしているのか異なります。学校目標も、何を大切にするかは学校ごとに異なり、似たようなところがあると思いました。 民間の考え方を取り入れ、視点が広くなるきっかけともなるので、この活動は校内研修でも取り入れたいと思います。」 -日々の教育活動に、教師として成長できるきっかけ作りをしていきたい 「グループワークで、教師として成長できるきっかけについて話し合いました。研究授業や初担任など、大きなイベントだけでなく、日々の授業や、先輩教員とのやりとりなど、ちょっとしたことに成長のきっかけが含まれていると気づくことができました。 例えば、授業構成に悩む若手には中堅教員の授業を見学してもらったり、職員室で正直に弱音や悩みを言い、アイデアを出し合える環境をつくったりなど、お金や時間をたくさんかけずとも、出来ることはあります。 そういった「ちょっとしたこと」を増やすのは私たち副校長・教頭の大事な仕事だと思うので、普段から気配りをしていきたいです。」