副校長・教頭等研修 2月7日

本日は、午前に京都産業大学の柴原弘志教授による講義・演習「道徳教育のマネジメント」、午後は神田外語大学の嶋﨑政男客員教授による講義・演習「人材育成とコーチング」を行いました。 受講者の皆さんに、本日までの研修の感想を伺いました。 -熱中症対策をはじめ、具体的な判例がとても勉強になった 「『教育法規』の内容が、特に勉強になったと感じています。具体的な判例を交えたお話をしていただき、初めて学ぶ内容も多かったです。 特に今後気を付けたいこととして、熱中症の判例が挙げられます。年々暑さが増している中、学校における熱中症への対策は必須となっています。室内でも十分に起こりうること、温度計、湿度計の未設置は安全義務違反となることなど、本日学んだことを今後しっかり意識していきたいと思います。 勤務先に戻ったら、私は県の教育委員会に勤めているので、まずは今後管理職となるであろう課内の同僚たちに学んだことを共有するとともに、県内の管理職を対象とした研修会でも、しっかりと伝えたいと思います。」 -子どもたちの可能性を伸ばし、自己肯定感を高めるための授業改善 「昨日の『新しい学びの推進』の内容が、大変勉強になりました。 授業改善を行おうとする際、これまではまず『教材』に重点を置いていましたが、子どもの言動や表情といった、『子どもの変容』にスポットを当てることの重要性について、認識を深めることができました。 勤務校に戻ったら、校内研修等の場を活用して、今回学んだことを伝えながら、積極的に授業改善に努めていきたいと思います。 『子どもの変容』にスポットを当てることで、子どもたちの可能性を伸ばし、自己肯定感を高めることに繋がると思います。またそのことが、教員にとっても達成感に繋がっていくと思います。」 -子どもたちが深く考え、議論を深めることに繋がる発問を考える必要がある 「本日の『道徳教育のマネジメント』では、子どもたちに考えさせる発問の仕方について、大変勉強になりました。 発問を考える際、教師がどんなスタンスで子どもたちに問い掛けるかが、とても大事になると思いました。例えば友情の価値について深めたい授業を行う場合に、『なぜ友情は大切なのか』と問うのと、『友情の大切さは分かっているのに、なぜ行動できないのか』と問うのでは、子どもたちの反応も変わってきます。子どもたちが自分事として深く考えることができ、議論を深めることに繋がる発問を考える必要があると思います。 勤務先に戻ったら、私は教育委員会に勤めているので、初任者研修や経年研修、道徳教育推進教師を対象にした研修などで、本日学んだことを伝えたいと思います。」