中堅教員研修 1月18日

本日は、甲南女子大学の村川雅弘教授による講義・演習「カリキュラム・マネジメント」、國學院大學の田村学教授による講義・演習「新しい学びの推進」を行いました。 受講者の皆さんに、今週の講義の感想を伺いました。 ―チーム学校を目指し、暖かい雰囲気の学校を作っていきたい 「これからの学校は、様々な出来事が起きていくことが予想されます。 今週の講義をうけて、どんなことにもチームで取り組むことが大切なのだと強く思いました。チームといっても、トップダウンで行うのではなく、若手もベテランも協力していくことが大切です。暖かい雰囲気の学校を目指していきたいです。 私はまだ管理職ではないので、思い切った改革はできませんが、まずは、若い教員から悩みを相談してもらうようになりたいと思っています。そのためにも、いつも陽気で話しかけやすい雰囲気を出し、「いつでも相談に乗るよ」という意思表示やフォローの言葉掛けをしていきたいと思います。」 ―リレーションを大切に、職務にあたっていきたい 「メンタルヘルス・マネジメントの講義がとても良かったです。導入でダンスをするなど、アイスブレイキングの方法が独特で最初は驚きましたが、確かに場が暖まり、話し合いがとてもしやすくなり、腹を割って話すことができました。声かけやアクティビティは指導者としてとても参考になりました。授業作りにも職員室の雰囲気作りでも活用できる方法だと思いました。 また、諸富講師が、リレーションをつくっていこうと繰り返し言っていたのも印象的でした。私の最終目標は、誰からも相談をしてもらえる人となることです。普段から、人の心と心の温かいつながり、リレーションを大切にしていきたいです。」 ―あいまいだった部分を整理し、これからの実践へとつなげたいと思った 「道徳の講義では「どんな子どもを育てたいか」ということをゴールにおき、中心発問を考えていくことが大切だと学びました。今まで、授業の組み立て方が甘く、あいまいになっていたことに気づくことができました。何を目指して道徳を教えていけば良いのかすっきりと整理することができました。 また、カリキュラム・マネジメントの講義では、「カリマネ」という言葉ばかりが先行していて、やらなければならないことは分かっていても、何から手をつけたらいいのか分からないという状況だったので、導入の背景から勤務校に合ったカリマネの組み立て方まで学ぶことができてよかったです。 まずは、チェックシートで勤務校の現状を確認しつつ、小さなPDCAサイクルから回していき、それが学校全体のPDCAサイクルとなっていくように研究を積み重ねていきたいです。」