第2回次世代リーダー育成研修 2

次世代リーダー育成研修の最終日は、山口大学の長友義彦教授による「校内研修プログラムの開発」、株式会社佐々木常夫マネージメント・リサーチの佐々木常夫代表取締役による「特別講義」を行いました。 受講者の皆さんに全日程を通しての感想を伺いました。 -深い学びについて理解を深めることができた 「田村学講師の話を聞いて、今までの「深い学び」=グループワークという漠然としたイメージが変わりました。話し合いをさせて満足するのではなく、生徒自身の考えを、深めたり広げたりすることができたかを目的としなければならないことを学びました。手段と目的を取り違えないよう、注意していきたいと思いました。 今回学んだことを自校に持ち帰り、学校全体で深い学びを推進していきたいです。」 -全国から集まった仲間と繋がりを深め、課題解決のヒントを得ることができた 「5日間を通し、全国から集まった仲間との繋がりを深めることができました。毎朝ユニットミーティングを行い、若手とベテラン教員の交流の機会作り、多忙感を減らすための取り組みなど、自分たちの抱える課題について、研修で学んだことを活かした解決策を考えました。私は職員室内の雰囲気作りについて課題を提示しましたが、共有することで気持ちが楽になり、今まで考えつかなかった視点からのアドバイスをもらい、課題解決のヒントを得ることができました。このような繋がりが出来ることは、滅多にないことだと思うので、今後もこの繋がりを大切にし、助け合えるようにしていきたいです。」 -隠岐島前高校の取り組みに刺激を受けた 「島根の隠岐島前高校の実践では、社会に開かれた学校をつくるという思いから、学校と地域が連携し、魅力化推進協議会を立ち上げるなど、様々な取り組みが行われていました。特に教師と地域住民が一緒に視察に行くというアイデアには驚かされました。すぐに大がかりなことはできませんが、まずは積極的に地域住民に関わっていこうと思いました。 この研修を通し、見方、考え方の幅を広げることができました。戻ったらしっかり整理し、若手教員にも伝えていきたいです。」 年内の研修は、第2回次世代リーダー育成研修をもって最後となります。年明け1月7日(月)から、学校組織マネジメント指導者養成研修が始まります。