副校長・教頭研修 8日目

本日は、高崎経済大学の飯野眞幸講師による講義・演習「リスクマネジメント」、午後は、文部科学省の助言講師による「スクール・コンプライアンス」の演習・協議を行いました。 受講者の方に本日の感想を伺いました。 -学校における課題解決のヒントをたくさん得ることができた 「スクール・コンプライアンスでは、学校現場で常に意識し備えなければならない諸問題の、法的な義務・責任を具体的に学ぶことができ、とても有意義でした。また、法的な部分だけでなく、学校において何を目指し、どんな課題をどのように解決していくかというヒントを多く得ることができました。 中でも、部活動指導員に関するお話が印象に残っています。学校現場の深刻な問題として教員の多忙化が頻繁に取り上げられていますが、本校では部活動が多忙化の一因となっています。 部活動指導員の存在を知ってはいましたが、本県ではまだ浸透しておらず、単なる部活の外部コーチと何が違うのか分かりませんでした。今日、講師の方の解説や他県の事例を聞き、実技指導はもちろん、学校外での活動(大会・練習試合)の引率や、部活中に事故が発生した場合の現場対応(医療機関への搬送、保護者への連絡等)まで行うことができると学びました。部活動指導員の持つ役割をきちんと認識したうえで活用すれば、教員の負担はかなり軽減されるのではないかと思います。 今日得たこれらのヒントをもとに自校での取り組みについて学校全体で活発に議論していきたいです。」 明日も「スクール・コンプライアンス」を行います。