中堅教員研修 3日目

清水弁護士事務所の清水幹裕弁護士による講義「教育法規Ⅱ」を行いました。 受講者のみなさんに感想を伺いました。 「実際に起こった事故事件を用いた講義だったので、教育法規を身近に感じる事ができました。自分の学校の中でも思い当たる案件がありました。体育だけでなく理科も事故が起こる可能性が高い教科だと思っていたので、理科実験事故の判例と安全配慮義務について知ることができて良かったです。」 「清水弁護士の講義からは、教師への深い理解や愛情や期待が伝わってきてとてもパワーをいただきました。前向きな言葉が多く、異業種の方の視点から教師という仕事の価値や使命を認め、応援してもらえてうれしかったです。特に、「大人に感動を与える子供を育ててほしい」という言葉には身が引き締まる思いがしました。また、講義の合間には法律相談もしてくださり大変助かりました。学校内の常識について不安に思っていたことがあったので相談したところ、法律の視点だけでなく世間一般の感覚についても教えていただけて安心しました。」 「学校裁判というと、いじめや事故などのイメージがありましたが、近年増えてきている親とのトラブルについても紹介していただき、とても勉強になりました。そして「良識を働かせれば八割の問題の回答は出る」という言葉に勇気づけられました。初動においての言葉使いや対応等、考え直すところはたくさんあると思いました。判例の結論を重視するのは大切ですが、自分の良識もしっかり働かせていこうと思いました。また、裁判になった方が先生本人にとって楽なケースも多いという清水弁護士の経験に基づく言葉には驚かされました。」 24日は「カリキュラム・マネジメント」と「新しい学びの推進~主体的・対話的で深い学び~」の講義・演習を行います。