幼児教育研修 2日目

午前に大妻女子大学の阿部和子教授による「乳幼児理解(特に0~2歳)と保育者の援助の在り方について」の講義・演習と國學院大學の神長美津子教授による「幼児理解(3~5歳)と指導の在り方等について」の講義・演習を行いました。午後は、引き続き神長美津子教授による「幼小接続を重視した指導案の作成」の講義・演習を行い、和洋女子大学の矢萩恭子 教授による「乳幼児期における子育ての支援、家庭や地域との連携について」の講義・演習を行いました。 受講者の皆さんに本日の研修の感想を伺いました。 「乳幼児の子供理解についての講義では、保育所保育方針の改訂についての解説や0~2歳の乳幼児期の子供の発達について学びました。これまでは、0~2歳の子供について知る機会があまりなかったため、今回の研修は非常に良い機会だったと思います。それぞれの時期について子供の発達の姿と発達を促す保育者の働きかけがあることが理解できたので、今日学んだことを持ち帰って伝達していきたいと思います。」 「神長先生の指導計画の作成の講義では、グループで一つの指導計画を作成する演習を行いました。グループでの演習だったため、幼小接続のポイントなどについてメンバーの考えを聞くことができて参考になり、意義深い演習となりました。また、神長先生が「愛情の設計」だとおっしゃっていたことが印象に残っています。子供達の姿をみて指導計画をつくることの大切さを改めて感じ、この視点を忘れないようにしたいと思います。」 「今日の最後の講義では、子育ての支援の重要性や具体的な実践事例についてのお話を聞くことができました。家庭や地域社会との連携では、社会資源・地域資源を積極的に活用するとともに、園も社会資源・地域資源の一つとして展開・開放するという子育て支援の社会をつくる必要があることを学びました。今後、自分の地域での課題を探り、園が子育て支援を地域に展開できるように取り組んでいきたいです。」 最終日は、「幼児期の教育の質向上の重要性について」、「新しい時代に対応した教員研修の在り方」、「幼児教育を推進するリーダーとして 研修の企画・立案の在り方」の講義・演習を行います。