副校長・教頭等研修 最終日

教職員等中央研修「第2回副校長・教頭等研修」の全日程が終了し、144名の受講者が修了証書を手にしました。 最終日となる本日は、受講者が具体的な研修を想定してグループで「研修企画書」を作成し、研修成果を現場で活用することを意識した演習を行いました。 研修の全日程を終えた受講者の皆さんに、感想を伺いました。 「『研修の企画・運営・評価』として、具体的に研修を想定し、その企画書を作成しました。現場で1回の研修会を行う場合、時間も日程も限られることが多いことから、内容を精選し、効果的な研修が作れるよう具体的にイメージしました。グループで作った研修企画書では事故防止に焦点を当てた校内研修を想定しました。導入ではアイスブレイクとして『コミュニケーション力』で行ったワークを取り入れ、内容面では『教育法規』で扱った判例や『安全管理』『リスクマネジメント』の講義内容のなかから、想定した学校に関わりの深い内容に重点を置きました。今後、学んだ内容を校内研修や教育委員会の研修等で還元していきたいです。」 「『研修成果の活用』と題して今回の研修の学びをどう活用するかを書いたレポートを提出しました。研修に来る前と比べて、活用して還元したい場や内容が増えていることに気づきました。自校では、まず危機管理マニュアルの見直しに『安全管理』や『リスクマネジメント』の学びを活かしたいと思っています。また、校内の職員研修では『特別支援教育』の講義で学んだ発達障害等の生徒への配慮などを伝え、現場の指導にすぐに生かしたいと思っています。『特別支援教育の充実』や『道徳教育の充実』については、教職員だけでなく学校評議委員会等の場で伝えたい内容だと感じました。また、『教育法規』や『スクールコンプライアンス』に限らず、研修で判例や条文、法規が取り上げられました。管理職には、特に法規の大切さや適切な読み方を改めて伝えたいと思います。さらに、法規という根拠をよく理解して学校運営に携わることの重要性を、地域の教頭を中心に伝えたいと思います。」 10日からは、「食育指導者養成研修」が始まります。