健康教育研修 最終日

9月19日から4日間の日程で行った健康教育指導者養成研修が本日最終日を迎え、246名が修了証書を手にしました。 午前は、2コースに分かれ、「学校における救急処置に関する研修の在り方」、「児童虐待への対応」の講義・演習を行いました。午後は、文部科学省の松﨑美枝 健康教育調査官による講義・演習「健康教育の指導者として」を行いました。 受講者に本日の研修の感想を伺いました。 「午前は、救急処置に関する研修の講義を受講し、シミュレーションによる救急処置の校内研修のやり方などを学ぶことができました。緊急時に適切な行動をとるためには、職員が実際に繰り返し危機対応のシミュレーションを行い、PDCAサイクルを回していくことが大切なのだと分かりました。学校に戻ったら、シミュレーション研修を企画してみたいと思います。」 「児童虐待への対応の講義では、具体的な事例を基にして児童虐待への対応を学ぶことができました。また、児童相談所への通告についてロールプレイを行い、担任や母親、児童といったそれぞれの立場から考えることができました。午後の講義は、4日間の研修のまとめとなる講義で、これから指導者となるにあたっての心構えを学びました。研修計画を立てるにあたって、研修の目的や対象を明確にすることの重要性が分かり、自分が指導者となるときにも何を伝えるのかを検討し、計画を立てていきたいです。」 「最初は長い研修だと思っていましたが、終わってみると研修の中身が濃く、あっと言う間の4日間でした。感染症についてなどは、最新の情報を得ることができて実践に役立つ講義でした。また、ワークショップも多く経験し、4日間を通じてワークショップのやり方が分かってきたと感じています。アクティブ・ラーニングについて実際に体験して学ぶことができたことも良い経験で、校内研修でもアクティブ・ラーニングの視点を取り入れたいと思いました。」 9月25日からは、教職員等中央研修 第2回副校長・教頭等研修が始まります。