中堅教員研修 最終日

7月18日から3週にわたり開催してきた当研修が本日、全日程を終了し、240名の受講者が修了証書を手にしました。 午前の「研修の企画・運営・評価」に関する講義・演習に続いて閉講式を行いました。 受講者のみなさんに3週間の研修を振り返って感想をいただきました。 「講義や演習をとおして、一流の講師の方々からお話を聴き、今、何を求められているのかを認識することができました。将来、地域や社会に貢献できる子供たちを育てていくことが大切です。そのために、子供たちが主体的に考え、主体的に学び、主体的に動くことを身につける環境を整えることが求められています。また、全国の先生方と同じ悩みを共有したり、法令や対応の違いを知ったりすることで、今後の指導や対応のヒントを得られたことはとても有意義でした。」 「学校の備えと災害時の対応について講義いただいた麻生川校長とミドル・リーダーの役割をテーマにお話いただいた木村元校長のお話が深く心に刻まれました。リーダーとしての資質と覚悟について教えていただきました。難しい判断を行ってきたお二人の軸にあるのは、『子供たちのためにどうあるべきか』をいつも第一においているということです。わたしもこうした『ぶれない軸』を持って子供たちと接していこうと思います。」 「研修全体をとおして強く認識したことの一つが、現場の教職員のベクトルを合わせることが大切であるということです。本校の実態を振り返ってみると、この部分に課題が見えてきます。現状と課題、解決に向けたプロセスなどを職員全体で把握・共有し、マネジメントしていく環境を整えるために、まずは、校内研修で実践してみようと思います。」 7日からは第3回中堅教員研修がスタートし、3週間、講義や演習をとおして、学校経営力向上のための高度で専門的な知識等の習得を目指します。