中堅教員研修(3日目)

昨日は「第4回中堅教員研修」3日目。ユニット・グループに分かれて行う「学校運営演習」の1回目の協議で始まりました。その後、清水幹裕弁護士による「教育法規Ⅱ ~学校をめぐる諸問題とその法的対応~」の講義があり、講義は午後も引き続き行いました。最後は、再びユニット・グループに分かれて「実践研究」の協議を行いました。受講者に感想をうかがいました。 「教育法規の講義では、体罰の問題や事故など、学校を取り巻く危機が数多く存在していることを改めて知り、裁判になってしまうことのないように、学校の危機管理について日頃から意識を向けなければならないと感じました。問題行動のある児童などについては、教員の間で情報を共有し、事前に危機を認識することが大切で、指導体制や保護者への伝達などの対応を図ることが危機管理に必要だということが分かりました。」 「法規の講義では、体罰やいじめを中心に法律問題の事例を学びました。生徒指導上の問題が発生して事情聴取が必要なときには、生徒は必ず一人ずつ聴取しなければならないということや、聴取する側は複数人で聴取しなければならないということなど、具体的なお話を聞くことができて参考になりました。」 「法規について具体的な裁判の事例を元にして、学校の法規に関して分かり易く教えていただきました。また、清水先生ご自身の野球の審判としての経験のお話では、良き指導者とは何かということや育てたい子どもの将来像など、教員としての考え方や指針を示していただき、励みになりました。」 今日は、「学校運営演習」の2回目の協議の後、午前は「カリキュラムマネジメント」の講義、午後は「アクティブ・ラーニングの推進」の講義・実践発表です。