副校長・教頭等研修(1日目)

教職員等中央研修 第3回副校長・教頭等研修が本日、スタートしました。 144名の受講者が18日までの2週間、講義・演習等をとおして、実践的かつ総合的な学校経営力を高めます。 開講式に続き、文部科学省初等中等教育局幼児教育課の伊藤学司課長による「新しい時代の教育」をテーマにした講義が行われました。 午後の講義は「学校ビジョンと戦略」。千葉大学の天笠茂特任教授から、マネジメント概論を学びました。 受講者のみなさんに本日の講義の感想および、これからの研修へ向けた抱負を伺いました。 「学校・地域・家庭がそれぞれ変わっていかなければなりません。また、それらをコーディネートし、つなげるのが教頭の役割です。専門スタッフや地域コーディネーターを取り入れてどのように活用していくか……が、自校の課題です。研修をとおして、これらの課題をじっくりと考え突破口を見出したいです」 「“チーム学校”のキーワードのもと、期待される教頭像を具体的に示していただきました。ミドルリーダーの人材育成に力を入れることが私の課題です。」 「地域社会と一緒になって学校経営を行っていくことが重要です。そのためには地域社会と情報を共有しなければなりません。そこで求められるのが、“論理的な説明”です。学校ビジョンをブランドデザイン化するにしても、論理的に説明できることが必要です。地域社会や保護者にわかりやすく説明することの大切さを再認識しました」 「地域を含んでの学校教育の重要さに改めて気付かされました。小中一貫校に勤務しておりますが、英語や道徳、特活の授業で地域の方に講師を依頼し、授業を行うなど、地域の力を取り入れた活動を行っています。これからも地域の力を積極的に取り入れて活用していきたいです」 2週間の長丁場となります。 体調管理にご留意いただき、実り多き研修を目指していただきたいと思います。