校長研修・事務職員研修(5日目)

今日は、「第2回校長研修」と「第2回事務職員研修」の2つの研修が最終日を迎えました。午前は「ユニットミーティング」で始まり、その後、校長研修では「マネジメントの実践に向けて」の講義・演習を行い、事務職員研修では「学校運営事務の統括者としての学校運営への参画」のケース・スタディを行いました。 午後は、校長研修と事務職員研修の合同で、藤原和博さんの特別講義を聴講しました。研修を終えての感想を受講者に伺いました。 「最後の特別講義では、21世紀の成熟社会に向かっている中で、時代の変化に対応していくことの重要性を考えさせられました。子どもたちが社会に出るころには、今とは違う社会になっています。10年先を見据えて、子どもたちに必要となる力を身につけさせなければならないと感じました。そのためには、まずは自分の発想を柔軟にしていくことが課題だと思います」 「学校経営の課題に関する最新の情報や校長として必要な資質・能力を知ることができ、有意義な研修でした。スクールコンプライアンスの研究協議は実践的で、保護者への対応や地域との連携などについて意見を出し合い、管理職の役割について考えを深めることができました。全国の校長先生と一緒に研修を受けたことも刺激的で、自分の学校経営を振り返る良い機会となりました。研修での学びを学校経営の実践に活かしていきたいと思っています」 「事務職員研修を受講して、他県の事例を聞くことができたのが良い経験となりました。部活動などの私費会計の扱いや、事務職員の研修体制が整っている県の事例など、普段聞くことのできないお話で大変参考になりました。また、印象に残っているのは『求められる事務職員像』の講義です。時代が変わっていくのに合わせて、事務職員も変化が必要であり、学校に新しい風を吹き入れなければならないことなどを学ぶことができました」 来週は、「学校組織マネジメント指導者養成研修(第2回)」と「学校教育の情報化指導者養成研修(第1回)」が開催されます。