副校長・教頭等研修(7日目)

本日午前の講義は、「学校の危機をいかに防ぐか」をテーマに、高崎経済大学講師の飯野眞幸先生から、実践的なリスクマネジメント手法を学びました。 リスクマネジメントには、柔軟で的確な判断を下す力が求められます。また、危機を未然に防止することも重要です。講義では多岐にわたる判例を題材に、熱心な協議が行われ、危機管理能力を高めました。 「高校の現場を理解されている先生の経験を踏まえた話がとても参考になりました。高校の教育現場の改善点や課題を真摯に受け止めることが大切だと実感しました。さまざまな講義を受けてきた中で、同様の内容もいくつかありましたが、どの講座でも根底には「生徒を見守っていく」という概念が流れており、土台は一緒なのだと共感しました」 「多くの事例を協議し、引き出しをたくさん持たなくてはいけないと感じました。学校に戻って、これまでの取組と照らし合わせ、再確認しようと思います」 続いて、午後の「スクールコンプライアンス」では、文部科学省の講師とともに、法規演習問題に取り組みました。 「文科省の講師の明快な説明がわかりやすく、他県の情報も把握できてとても参考になりました」 「各県の状況はさまざまなことがわかり、情報交換ができて勉強になりました。個人的にどう解釈したらよいかわからない事例等に対して、文科省講師のアドバイスにより、理解が深まりました」