道徳教育研修 最終日

今日の午前中は、小中の代表班による模擬授業演習に取り組みました。 班員のうち1人が教師役、それ以外が生徒役となり、作成した指導案をもとに発表を行った後、講師の先生より講評をいただきました。 「生徒役の先生が、だんだん本当の生徒のようになって意見を述べてくれ、スムーズに授業を進めることができました。全国を代表する講師の先生や受講者の先生方の前で授業することができ、光栄でした。月曜日に早速研修の講師をつとめることになっており資料を作成済みでしたが、今回の研修で学んだことをふまえ練り直したいと思います。」 「周りに助けてもらい授業を進めることができました。指導案を作成する際、どのような質問をすれば狙いに合った授業を展開していけるかなど考えて授業を作り上げました。この経験は道徳のみならず、他の教科の授業にもつながると思いました。」 また、飛び入り参加した高校分科会の先生方から感想をいただきました。 「高校では小中にくらべ自分を表現する機会が少なく、どのような授業が行われているのかわからなかったので、勉強になりました。教師が生徒たちの言葉をひろい展開していく授業は、生徒にとってもわかりやすいものですね。」 「チーム力が素晴らしいと感じました。高校ではまだ組織力が弱いので、見習いたいです。小中で高めた道徳性を高校でどのように活かすのか、考えさせられました。」 「自分がこれまで授業を行ってきて、これほど心に踏み込んだ授業を意識できていませんでした。これからは、自分の授業でも生徒たちにどんどん問いかけを行っていきたいです。また、生徒の立場にたって授業を受けることで、改めて心情を理解することができました。」 研修全体を通しての感想もいただきました。 「全国を代表する講師の方々から濃密な講義を受け、はじめは難しいと感じていた言葉も何度も聴き重ねていくことで、言葉のシャワーのようにすっと理解できるようになりました。」 ユーモアも交え積極的に演習に取り組まれていました。それぞれの地域で、子どもたちに寄り添った質の高い道徳の授業の第一人者となられることを願っています。5日間、おつかれさまでした