探究を支えるグループファシリテート力協働開発プログラム

目的

教職員支援機構では、「令和の日本型学校教育」を担う新たな教職員の学びの姿の実現に向けて、参加者の気付きを醸成し、探究を後押しすることを目指した探究型研修を実施している。参加者の「主体的・対話的で深い学び」を実現するためには、参加者一人一人が自身の教育実践の特徴や考えの枠組み、自己の在り方への気付きを得ることが重要である。こうした気付きが豊かに生まれることで、参加者は研修を自分事として捉え、主体的に参画するようになる。そのため、参加者を「主語」とする研修づくりが求められている。また、研修を通して新たに知識・スキルを知ることや豊かな気付きが醸成されることは、参加者にとって、それらを起点として自身の実践を見直し、発展させていくための契機となり得る。

探究型研修においては、参加者がじっくり時間をかけて自らの実践を語り、傾聴し合うことを通じて自己の在り方への気付きが生まれることを大切にしている。このため、教職員支援機構では、探究型研修において各グループに基本的に1名のファシリテーター(以下、グループファシリテーターという。)を配置し、参加者一人一人に気付きが生まれ、長期的に探究が展開されるよう、安心・安全な場づくりや、丁寧な傾聴や見取りから気付きを共有し、学び合いを支えることに努めている。対話と内省を中心とする探究型研修では、グループファシリテーターの果たす役割が高まっており、参加者のより深い学びを促すグループファシリテートの在り方が学びの深まりを左右する重要な要素となっているため、グループファシリテート力について、実践もあわせて高めることを目的とする。

主催

独立行政法人教職員支援機構

プログラム

事前説明会
プログラム概要等の説明
令和7年7月1日(火曜日)
オンライン
Aコース
基礎編
グループファシリテートの在り方について探究するための基本的事項等を共有する共通プログラム
令和7年8月4日(月曜日)~8月5日(火曜日)
対面注1
実践編
探究型中央研修 コア研修(探究的な学び1年コース)のファシリテーターとして実践を通して探究するプログラム注2
令和7年8月6日(水曜日)~8月8日(金曜日)
対面
Bコース
基礎編
グループファシリテートの在り方について探究するための基本的事項等を共有する共通プログラム
令和7年8月4日(月曜日)~8月5日(火曜日)
対面注1
実践編
探究型中央研修 特定課題探究研修(生徒支援)のファシリテーターとして実践を通して探究するプログラム
  • 令和7年8月20日(水曜日)~8月21日(木曜日)
  • 令和7年12月11日(木曜日)
オンライン
Cコース
基礎編
グループファシリテートの在り方について探究するための基本的事項等を共有する共通プログラム
令和7年8月4日(月曜日)~8月5日(火曜日)
対面注1
実践編
探究型中央研修 特定課題探究研修(働き方改革)のファシリテーターとして実践を通して探究するプログラム
  • 令和7年8月25日(月曜日)
  • 令和7年12月8日(月曜日)
オンライン
  1. 注1「基礎編:グループファシリテートの在り方について探究するための基本的事項等を共有する共通プログラム」は対面を基本とする。ただし、B、Cコース参加者に限り、オンライン参加も可能とする。
  2. 注2探究型中央研修 コア研修(探究的な学び1年コース)は令和7年11月、令和8年2月にも研修が行われる。参加者の希望により、ファシリテーターとして参加(任意)することも可能とする。

実施方法・会場等

(1)対面

会場:独立行政法人教職員支援機構 つくば本部(〒305-0802 茨城県つくば市立原3番地)

(2)オンライン

Web会議システムを用いた同時双方向通信によるリアルタイム・オンライン研修
(「Zoomミーティング」(株式会社Zoomビデオコミュニケーションズ)を使用)
配信元:独立行政法人教職員支援機構 つくば本部(〒305-0802 茨城県つくば市立原3番地)

定員

参加者

以下の者であって、今後、 教育実践において各地域の中核としての活躍が期待される者

ダウンロードデータ

令和7年度実施要項等

更新履歴

令和7年5月26日
令和7年度実施要項等を掲載