探究型中央研修 コア研修(学校課題2年コース)
コア研修の目的
VUCAと言われる、変化の激しいこれからの時代を生きる子供たちには、自ら問いを立て、課題を探究し、他者と協働しながら人生を切り拓いていく力が求められる。教職員にはこのような子供の力を引き出せるよう、子供を主語とした探究的な学びを支援することが求められている。
また、学校が授業改善や学校改善を持続的に進めていくためには、教職員集団の間で、目標達成に向け、組織的で協働的な議論や学びが発展していくよう、マネジメントを行う必要がある。
このような子供や教職員の探究的な学びを展開する上では、教職員自身が、学び手を主語とした探究的な学びを経験し、他者と対話し、自らの教育実践やマネジメント経験、教育観を振り返る中で、「探究するとはどういうことか」、「探究的な学びをつくるとはどういうことか」、「探究的な組織風土はどのように醸成されるか」など、本質的な問いに向き合うことが大切だ。
こういった考えのもと、本研修は、「自ら問いを立て、実践の振り返りや対話、知識の習得を重ねながら、実践を展開することで、自他の価値観を捉え直し、新たな問いや実践に向かう」持続的な探究プロセスを提供し、このプロセスを通して、課題を探究する力や、探究的な学びをデザインし、マネジメントする力といった、教師にとって中核的(コア)に求められている力を高めることを目的とするものである。
- VUCA:Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguity。不確実性が高く将来の予測が困難な状況であること。
開催期間・実施方法
令和7~8年度(令和7年度:1年目)
回 | 日程 | 実施方法 |
---|---|---|
事前説明会 | 令和7年8月26日(火曜日) | オンラインまたは後日動画視聴 |
1 | 令和7年9月24日(水曜日)~9月26日(金曜日) | 対面 |
2 | 令和8年1月16日(金曜日) | オンライン |
3 | 令和8年7月~8月(1日) | オンライン |
4 | 令和8年11月~12月(1日) | オンライン |
5 | 令和9年2月(1泊2日) | 対面 |
2年間を通した研修です。全日程の参加を前提とします。
令和6~7年度(令和7年度:2年目)
回 | 日程 | 実施方法 |
---|---|---|
事前説明会 | 令和6年7月2日(火曜日) | オンラインまたは後日動画視聴 |
1 | 令和6年7月31日(水曜日)~8月2日(金曜日) | 対面 |
2 | 令和7年2月12日(水曜日) | オンライン |
3 | 令和7年7月9日(水曜日) | オンライン |
4 | 令和7年11月10日(月曜日) | オンライン |
5 | 令和8年2月6日(金曜日) | 対面※注1 |
実施方法・会場等
(1) 対面
会場:独立行政法人教職員支援機構 つくば本部(〒305-0802 茨城県つくば市立原3番地)
※注1:令和6~7年度2年コースの最終日は東京都内の会場で実施(別途案内予定)
(2) オンライン
Web会議システムを用いた同時双方向通信によるリアルタイム・オンライン研修
(「Zoomミーティング」(株式会社Zoomビデオコミュニケーションズ)を使用)
配信元:独立行政法人教職員支援機構 つくば本部(〒305-0802 茨城県つくば市立原3番地)
定員
令和7~8年度実施:60名(2名30組)
参加者
- 同じ学校の管理職および教諭等の2名1組で参加する。
-
①管理職
幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校の校(園)長、副校(園)長、教頭等で、今後、学校経営において各地域の中核として活躍が期待される者かつ、現在の勤務校の学校課題について問いを立て、実践をしながら2年間、自校の教諭等と共に協働的に取り組む意欲のある者 -
②教諭等
幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校の教諭、主幹教諭、指導教諭等で、今後、教育実践において各地域の中核として活躍が期待される者かつ、現在の勤務校の学校課題について問いを立て、実践をしながら2年間、自校の管理職と共に協働的に取り組む意欲のある者
ダウンロードデータ
令和7~8年度実施要項等
令和6~7年度実施要項等
更新履歴
- 令和7年4月15日
- 令和7年度実施要項等記載
- 令和6年4月2日
- 令和6年度実施要項等記載
- 令和5年8月28日
- 受講案内掲載
- 令和5年5月9日
- 令和5年度実施要項等記載