道徳教育指導者養成研修 4日目

4日目は、学校種別の部会に分かれ、演習や発表・協議を行いました。 小・中学校部会では、「『考え、議論する』道徳の実践」をテーマに、午前は学習指導案の作成・検討、午後は模擬授業の発表・協議を実施しました。 高等学校部会では、「人間としての在り方生き方に関する教育の実践」をテーマに、午前は全体計画の改善策・展開例の検討、午後は発表・協議を行いました。 受講者の皆さんに感想を伺いました。 ―アイデアを出し合うことの重要性を伝えたい 「指導案をグループで作成する過程で、様々な意見やアイデアを出し合うことで、一人よりもグループで考え、議論することが大事であることを実感しました。勤務校に戻ったら、校内研修等で同様のグループワークを取り入れ、アイデアを出し合うことの重要性を伝えたいと思います。」 ―体験をすることの重要性 「今回の模擬授業では、授業を行う前に、教師役、児童役それぞれの立場になって考えてみる、ということを行いました。児童の立場になって考えることで、『どんな発問をすればより考えたい気持ちになれるか』ということを、自らの体験により知ることができました。今後、自校で模擬授業を行う際にも、常に児童役を準備し、『児童の視点』を意識した授業作りができるようにしていきたいです。」 最終日の18日は、「『考え、議論する』道徳の実践」の発表・協議、「道徳教育を推進するリーダーとして」の講義を行います。