タイ王国コーンケン大学とコラボレーション研修会を開催

平成30年2月6日から9日にかけて、独立行政法人教職員支援機構はタイ王国コーンケン大学教員研究開発センター(IRDTP:Institute of Reserch and Development in Teaching Profession for ASEAN)と連携し、タイの校長や現職教員等総勢44名を対象とした研修会を開催しました。両機関は昨年7月に連携協定を締結しており、今回の研修会はそれを踏まえ、初めて具体的な取組みとして企画・実施されたものです。 研修会では、機構の大杉上席フェローによる日本の教員養成・研修システムに関する講義、百合田上席フェローによる21世紀の子供達が身に付けるべきコンピテンシーや教員の資質能力に関する様々な国際統計・データ等を用いた講義を実施するとともに、タイ国においても感心の高い、いわゆるアクティブ・ラーニングに関する実践事例を紹介しました。また、校内研修の手法に関する講義では、現在機構で日本の教員に対し実施している研修と同様のプログラムを提供し、機構研修プロデューサーの指導の下、4~5人のユニットに分かれた演習が行われました。タイの学校・教育の改善のためにやりたいこと、そのために必要なこと等について、真剣で活発な意見交換が行われ、通常より短い時間での演習でしたが、ホワイトボードが付箋で埋め尽くされるユニットも見られました。 前身の独立行政法人教員研修センター時代を含め、当機構の歴史の中で、海外の教員を対象とした研修を実施するのは初の試みでしたが、本年夏以降の本格実施に向けて大きな手ごたえのある研修会となりました。 国や文化は違えど教育の改善、教員の能力向上を願う思いは同じであり、この取り組みが単なる海外の研修生の受入れに留まることなく、コラボレーションを通じてお互いの強みを活かし、今後は両国の教員の資質能力向上に相乗効果を確実にするような取り組みの展開を図っていきたいと考えています。

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