中堅教員研修 12日目

茨城大学の加藤崇英准教授による講義・演習「マネジメントの実戦に向けて」を行いました。 受講者の皆さんに感想を伺いました。 「SWOT分析を行ったのは初めてでしたが、自校の強みと弱みを客観的に見ることができました。グループで活動することにより、自分の中で出た意見とは異なる視点や意見を聞くことができ、新しい発見もあり、より深く考えられたように思います。 例えば、「生徒の意欲が低い」「やる気が上がりづらい」という自校の弱みに対して、「それは教員側のしかけがないためではないか」「教員側の働きかけを見直せば弱みを変えていけるのではないか」という意見をグループでもらい、「自分の中に原因を見つける」という視点を確認できました。こうした視点をもってSWOT分析に取組むことが大切だと感じました。 SWOT分析を研修など別の機会で行う際に、ポイントとして、自分の問題として考えながら分析を行うよう伝えたいと思います。」 「今回行ったSWOT分析は、単に自校の分析をするだけでなく、課題の解決法を見つけるまでの一連のストーリーがあったように感じます。自分一人では見つかった課題への対応策が思いつかずに考え込んでしまうときも、グループのメンバーから、『この要素とこの要素を繋げ合わせれば解決できるのではないか』と意見がもらえ、解決までの道を見いだすことができました。逆に、自分がメンバーの学校を分析することによって、客観視のノウハウを学ぶこともできました。 自分のグループでは、『若手教員の指導』という課題があげられました。若手教員に指導する機会は初任研くらいしかなく、組織的に指導をする体制も、リソースも作りづらい面がありました。それに対して、メンバーから『組織的指導ではなく2人の教員でペアを作り、互いに高め合うという枠組みを取り入れてはどうか?』という意見をいただきました。『指導』というよりは『支え合い』という形で資質向上ができるという一つの具体的な解決策を出すことができ、体験自体も、解決策もぜひ持ち帰りたいと思いました。」 「講義の終盤に加藤講師がおっしゃっていたお話が印象に残っています。よく『問題の共有』と言われますが、そもそも問題というものは、現状と目標・理想の差があるから生まれるものであり、現状認識や目標・ビジョンがそれぞれの人でばらばらだと、当然問題意識も別々のものになってしまいます。問題を明確にして全体で共有して解決に向かうためには、まず現状認識やビジョンの共有を行うことこそが大切だという話を聞いて、とても納得しました。自校にかえって問題解決を行っていこうとする際も、問題認識の元となる現状とビジョンの共有を図っていくようにしたいと思います。」 6日は、「スクール・コンプライアンス」の演習を各ユニットで行います。

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