事務職員研修 2日目

本日は、午前中に福岡教育大学の河内祥子准教授による「スクールコンプライアンスとリスクマネジメント」を、午後に日本大学の末冨芳教授による「財務マネジメントとカリキュラム・マネジメント」を行いました。 研修を終えた受講者のみなさんに、本日の感想を伺いました。 「末冨先生の講義では、予算の可視化についてのお話がとても参考になりました。予算を可視化して見えるようにするというのは新しい発想で、財務の面を教員にもわかりやすくすることで、事務職員と教員が一緒に話し合い、より良い方法を考えていくことができると思います。また、そうすることによって、双方のつながりも深まるのではないかと感じました」 「リスクマネジメントの講義では、『学校は安全なところではない』という危機意識を常にもって、いじめや事故、指導から体罰に発展する可能性など、潜んでいる危険を意識しておく必要があると感じました。保護者は、学校にいる間は安心だ、という思いでいらっしゃると思うので、職員全員が子供たちの安全をしっかり守っていけるよう、緊張感を持って日頃から職務に当たりたいと思いました」 「チーム学校の体制で、子供たちを守っていくことが大切だと感じました。教員として生徒と日常的にふれあい指導する立場から対処できることと、事務職員として法律的な面、制度的な面から対処できることを互いに共有していれば、リスクの予防にも対処にも今まで以上に効果があると思います。学校の中にはリスクがあり、時にはミスが避けられない場合もあるという認識、危機意識を共有した上で、チームとして取り組んでいくことが大切だと今日の講義を聞いて実感しました」 14日の事務職員研修は、「地域とともにある学校を推進する学校運営事務」「教育委員会と連携した業務改善」を行います。