中堅教員研修 14日目

7日・8日は、「スクールコンプライアンス」を行いました。 受講者は、研修前や研修期間中に、学校教育関係法規に関する演習問題の回答をつくりあげてきました。 本演習では、文部科学省より助言講師を招いて、持ち寄った回答等について協議を行いました。 受講者の皆さんに、2日間を通しての感想を伺いました。 「学校に勤めていると、普段直接法規に触れる機会はあまりありません。そのため、今回スクールコンプライアンス当日を迎えるまでに、ユニット内のグループごとに行ってきた「学校運営演習」で、事例を協議できたことは貴重な体験となりました。」 「講師が丁寧に解説してくださり、わかりやすく学校関係法規について学ぶことができました。学校生活を送る中で問題になる勤務時間等の法規上の根拠を示していただくことで理解が深まり、学校に戻ったら周りの皆さんに伝えないといけないなと思っています。」 「現在の学校では、多忙化や部活動に関する問題を抱えていますが、講師が判例を紹介しながら私たちの話に耳を傾けてくれ、文科省を身近に感じることができました。今回改めて感じたのは、文科省が現場のことを考えてくれているということで、とても嬉しく心強く思いました。」 「問題を一通り終えた後少し時間に余裕があったので、講師を交えてそれぞれの学校の実情について、情報交換することができました。一つの話題に対して、沢山の受講者から意見や質問が飛び交い、アクティブに協議することができました。講師からも、現場の声を知りたいとのことで『学校ではどうなっているのか』『この地域ではどうなっているのか』など積極的に質問をいただき、有意義な時間が過ごせました。」 9日は、「研修の企画・運営・評価」をテーマに講義と演習を行います。