中堅教員研修 6日目

本日の午前は、新潟大学の松井賢二教授による講義「キャリア教育」がありました。午後は、音楽座ミュージカルによる「コミュニケーション力」の講義・演習を行いました。 受講者のみなさんに本日の研修の感想を伺いました。 「午前のキャリア教育の講義では、従来の進路指導とキャリア教育との違いについて再確認することができました。卒業後の進路決定だけを考えるのではなく、将来子供たちが社会に出てどのような役割を果たしていくのかを考えることが大切だと分かりました。本来のキャリア教育を実践できるように普段の教育活動から見直していきたいと思います。」 「午後のコミュニケーション力の演習では、教頭役となって会議を進行しました。自分自身がどう会議を運営するかということよりも、教務役の先生をいかに会議に主体的に参加させるかということの難しさを感じました。演習の後には、一緒に参加した方に意見をいただくことができ、参考になりました。」 「コミュニケーション力の講義では、言葉だけではなく、ビジュアルや音も意識しながら教育活動を考えなければならないと感じました。特に印象に残ったのは、“やり方を超えるには在り方を変える”ということです。やり方を変えるだけでは達成できないときには、自分の姿勢を変えていく必要があります。自分の姿勢も変えていくことはもちろん、学校や地域にも広めていきたいと思いました。」 30日は、「特別支援教育の充実」の講義と「メンタルヘルス・マネジメント」の講義・演習を行います。