いじめの問題研修 最終日

最終日の本日は、午前に国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターの藤平敦 総括研究官による「いじめの問題に関するマネジメントの推進」の講義・協議がありました。 午後は、当機構の小貫香織 研修プロデューサーがファシリテーターとなり、「いじめの問題に関する研修の企画・運営・評価」の講義・協議を行いました。 受講者に本日の研修の感想を伺いました。 「午前の講義は、国立教育政策研究所の方が講師でした。講義で堅い言葉が多いと、実践するのが難しく感じてしまうのですが、今日の講義では、実践に基づいてお話いただいたので、現場に役立つ内容だと思いました。生徒指導主事が普段何気なく実践しているような情報収集や情報共有が大事であり、そうした実践を学校で欠かさずやっていくことが必要だと感じました。」 「午後の講義では、これまでに研修で学んだことを自分の学校や地域に広めていくための研修計画を作成しました。自分の学校については、特に“組織で対応することが大事であること”が伝わるように研修計画を考えました。上手く伝えられるよう講義中に作成した研修計画をもう一度練り直して、学校や地域に広めていきたいと思います。」 「今回の研修を通して講師の先生方が共通して話していたことは、いじめ対策推進法について教職員が認識していない部分がある、ということです。帰ったらまずは、いじめ対策推進法を認識してもらえるように、研修で学んだポイントを踏まえて伝えていきたいと思います。その他にも、問題が起こったときの対応についてなど、難しいかもしれませんが、帰ってから研修の成果を還元したいです。」 来週は、月曜日から道徳教育指導者養成研修が始まり、5日間の日程で研修を行います。また、火曜日からは、仙台会場でいじめの問題に関する指導者養成研修を開催します。