副校長・教頭等研修(9日目)

「第2回副校長・教頭等研修」も本日の研修を終えると、残すところあと1日となりました。 本日は昨日に引き続き、文部科学省の助言講師と共に、各ユニットで演習・協議「スクールコンプライアンス」を行いました。写真はその一場面です。机の上には「文部科学法令要覧」等の参考資料を並べ、事前に回答を作成してきた問題について、解説を聞き、協議を行いながら進めています。 「持ち帰って活用したい内容ばかりです。どの内容も参考になりましたが、例えば、設備等に関連した支出についての話の際は、都道府県や学校による差を知ることができました。暑い時期にエアコンを入れる場合の取り扱い一つでも、都道府県、学校ごとに違います。私は宮城から来ていますので、エアコンをつける機会が頻繁ではないですが、より暑い西や南の地域の場合、エアコンをつける頻度も多くなるため、支出に関してもかわってきます。その費用については、県費でまかなわれると思っていましたが、それについても地域差、学校差があることを、この演習・協議を通じて知り、勉強になりました」 「大変良い学びの機会となっています。法律に関して、普段なかなか気に留めないことまで、今回は改めて見直すことができました。特に、都道府県による運用の違いを知ることができたのが大きいと感じます。都道府県や学校における文化・解釈の差が、想像以上に色々とありました。研修が終わって帰ったあと、今回聞いた各地域のお話を土産話として伝えることもできるし、自校の運用等について見直す視点としても生かすことができると思います」 「それぞれ異なった地域から集まった受講者による、各地域の現状や視点、お話と、文部科学省の助言講師から語られる国の視点、法規の解説、いずれもとても参考になります。問題を自分ひとりで解いているときは当然だと思っていたことについて、意見を交換し協議していくなかで異なる視点を得ることができました。異なる視点や気づきはぜひ持ち帰り、共有しなければならないと感じました」 明日はいよいよ最終日です。