健康教育指導者養成研修

目的

健やかな体の育成は、心身の調和的な発達の中で図られ、生涯にわたる幸福で豊かな生活の実現と密接にかかわるものである。児童生徒の心身の調和的発達を図るためには、健康的な生活習慣を形成することが必要である。

本研修では、学校全体で校長のリーダーシップの下に、日々の教育活動、学校の資源を一体的にマネジメントした各学校や地域の実態等に即した健康教育推進のための方策を学ぶ。さらに、学校が組織的に子供たちの健康教育を推進することで、1) 子供たちの健康に関する諸課題の改善に専門的知見を活用し、組織的な取組を推進する力、2) 学校、地域の教職員の専門性向上を推進する力、を習得した指導者の養成を図る。

研修内容

講義や演習を通じて、学校保健安全法等に規定されている保健管理の在り方、並びに保健教育の在り方・進め方、学校保健を推進するための効果的なマネジメントについて理解を深める。あわせて、児童生徒のメンタルヘルスや発達障害に関する現状とこれらの対応方法、学校における救急処置、児童虐待への対応、感染症対策等について学び、健康教育の指導者として研修を企画・運営する力量を形成する。

部会等の内容

講義・演習1

講義7

受講者

定員

200名(10ユニット)
(各都道府県(中核市分を含む)においては、4名程度。各指定都市においては、2名程度)

開催期間

場所 日程
独立行政法人教職員支援機構 つくば中央研修センター 令和元年9月17日(火曜日)~9月20日(金曜日)

開催場所

会場 住所
独立行政法人教職員支援機構 つくば中央研修センター 〒305-0802 茨城県つくば市立原3番地

受講者の声

特別活動の指導案作成を行い、講師からのアドバイスや各グループの皆さんの発表などをとおして、理論的な見方や指導者の関わり方における手立てを学ぶことができました。子供たちの実態として、友だちの良いところを見つけることはできますが、自分を肯定的に捉えることができない傾向がみられます。そこで、グループの皆さんと話し合い、講義で学んだ手法などを取り入れて「子供たちの自己肯定感を高める」ための指導案を作成しました。指導案には、短所も見方を変えることによって長所につながることを伝えるため、異なる見方でとらえ直す「リフレイミング」という手法を取り入れました。また、関わり方として、子供たちに見本を示す「モデリング」の手法を学んだので、指導案の「見方を変える」とはどういうことか、担任と養護教諭などでわかりやすく例を示し、子供たちに伝えようと思います。
当指導案は、実態や課題を見据えて作成したため、現場に戻って活用することができます。また、学んだ手法を所属校の教員のみなさんと共有して、授業に取り入れていきたいです。

東京都 / 小学校 / K.S

研修を受ける前まで、自分には「一人前になるために、人に頼らずとも自分一人でなんでもできるように力をつけないといけない」という思いがありました。しかし、研修2~3日目に行った部会別の演習で柳沢講師がおっしゃった「これからの健康教育では、『一人でできて一人前』ではなく、『みんなでできて一人前』」という言葉に、意識が変えられました。現在は、学校教育の様々な領域でコミュニケーション力やマネジメントが重視されています。学校保健でもそれらの視点を取り入れて、「みんなでできる」体制を作っていきたいです。
研修には、私と同じ養護教諭以外にも、指導主事や教頭等、様々な職種の受講者が来ていました。自分の立場とは異なる立場の受講者との交流を深めることで視野も広がりましたし、今後自分がマネジメントという視点で考えていく上でも大きな助けとなるだろうと思います。全国から受講者が集まっているため、各地域のことを聞くことができたのも良かったです。今回の研修で得た学びを、今後自分の学校、地域の健康教育に還元していきたいです。

岐阜県 / 小学校 / K.K

全国の有名な講師の内容を深くまで学ぶことができ、また、共に受講したメンバーも全国から集まっていて各県の様子などが聞くことができて参考になりました。
中でも、「保健管理の在り方」の事例検討会の進め方の講義は印象に残りました。校長先生に事例検討会を行った場面をビデオで見せていただき、学校で問題が起こったときや困り事を解決するための事例検討会のやり方を学ぶことができました。
また、「健康観察の実際」の講義では、普段から行っている出席だけの確認であっても、学校組織で共有して傾向や背景をとらえることによって、不登校などの大きな事例を未然に防いだり、早期の対応を行うことができたりと重要な意味があることが分かりました。

鹿児島県 / 指導主事 / 畠野 裕昭

ダウンロードデータ

受講案内(受講者へのお知らせ)

更新履歴

令和元年7月25日
受講案内を掲載
令和元年5月23日
令和元年度実施要項・日程表を掲載
平成30年7月19日
受講案内(受講者へのお知らせ)を掲載
平成30年7月12日
実施要項・日程表の訂正版を掲載
平成30年5月24日
実施要項を掲載
平成29年7月4日
決定通知を掲載
平成29年5月9日
実施要項を掲載
平成29年4月11日
ページ公開

ピックアップ