生徒指導指導者養成研修

目的

生徒指導は、学校がその教育目標を達成するための重要な機能の一つである。このことから、学校では、生徒指導の実践に際し教職員間の共通理解を図り、組織的・体系的生徒指導の取組をしている。しかし、社会の変化が著しい現代において、いじめ、暴力行為、自殺、不登校などは依然として学校教育推進上の大きな課題となっている。そのため、学校や教育委員会等による、児童生徒の問題行動等の未然防止、早期発見・早期解決の推進が一層求められている。

そこで、本研修では習得した内容を踏まえ、各地域における研修講師等として、1) 生徒指導に関する諸課題の改善に専門的知見を活用し、組織的な取組を推進する力、2) 学校、地域において教職員の専門性向上を推進する力、を発揮できる指導者の養成を図る。

内容

文部科学省による講義から、全体の内容を把握した上で、生徒指導に関するマネジメントの内容について理解する。そして、各地域・各学校においてマネジメントをする上で必要となる、喫緊の課題の把握やその解決に向けての具体的な内容について、講義、演習、協議を行う。さらに、事前課題をもとに、事例研究や演習・協議を行う。最終日には、本研修で学んだ内容を活かした各地域・各学校で実施する研修の企画案について、グループ内でそれぞれが発表をする。

受講者

定員

100名(5ユニット)

開催期間

平成31年7月1日(月曜日)~平成31年7月5日(金曜日)

開催場所

会場 住所
独立行政法人教職員支援機構 つくば中央研修センター 〒305-0802 茨城県つくば市立原3番地

受講者の声

マネジメントのできる指導者になるという目標のもと参加しました。講義では具体的な事例がいくつも取り上げられており、生徒の抱える問題に対しての対応の仕方や留意点を学ぶことができました。
不登校生徒に対しては「答える」のではなく、共感をもって生徒の心に寄り添って「応える」カウンセリングをすることを心掛けようと思いました。情報モラルの講義では、各県の事例紹介があり、生徒がネットの危険性を訴える劇を演じたり、卒業生が伝えたりと、生徒同士で学び合う事例が参考になりました。
今後、校内研修を行っていくのはもちろん、外部機関との調整もしっかりと行っていきたいです。現在、市をあげて魅力ある学校づくりへの取組が行われているので、その一助となるように、教員全体に学んだことを還元したいです。この2週間、さまざまな先生方と交流を深め、情報交換をすることができ、とても良い経験になりました。

秋田県 / 中学校 /N.K

特別支援教育、インクルーシブ教育に関することなど、生徒指導に関して新たな知見をいただき、勉強になりました。
生徒指導の3機能「自己存在感を与える」「共感的人間関係の育成」「自己決定の場を与える」をおさらいし、これらをどう活用していくか、課題も見えてきました。現場の先生方にこの3機能を指針として意識してもらえる指導助言をしていきたいと思います。
また、全国から集まった先生方との意見交換をとおして、各県の制度や対応法を知り、スクールカウンセラーの友好的な活用の仕方など、有用な情報を得ることができて、学びの多い機会となりました。

兵庫県 / 主任指導主事 / 辻 登志雄

特別講義の黒岩講師による「生徒のやる気を引き出すためには、まず教師がやる気を出すことが大切で、教師が尊敬される人でなければ、生徒はついてこない」という言葉に活力をいただきました。
事例研究では、「いじめの問題」「保護者対応」「不登校問題」について協議し、教師側がどれだけ本気度を見せるかが大切であることを学びました。また、学校では、SNSに関するトラブルも多く問題となっています。情報モラルにおいて、教師も勉強して確かな知識を身に付け、対応していくことが必要であると改めて認識しました。

大分県 / 中学校 /S.H

ダウンロードデータ

更新履歴

平成31年3月27日
平成31年度実施要項を掲載
平成30年10月16日
後期日程の受講者宛て送付書類一式を掲載
平成30年5月22日
決定通知を掲載
平成30年3月2日
平成30年度実施要項を掲載

ピックアップ