英語教育海外派遣研修 事後研修会

11月8日、9日に英語教育海外派遣研修の事後研修会を行いました。 英語教育海外派遣研修では、各地域において、英語教育を推進する中核的教員を海外に派遣し、英語教育に関する指導方法等についての実践的な研究、大学等での専門的な授業及び実生活を通じ、指導力の向上及び確かな知識の習得を図り、その成果を各学校や地域における研修の講師や企画・立案等に活かし、グローバル化に対応する指導者を養成することを目的とし、アメリカまたはイギリスの大学で2ヶ月間の研修を行っています。 http://www.nits.go.jp/training/002/009.html 本日は、大学別に分かれ、授業における活用事例の発表を行ったあと、明日の大学別研修内容報告及び模擬授業の準備を行いました。 受講者の皆さんに研修を受けての感想を伺いました。 -アメリカの学校視察で、主体的な学びの実施への意欲が高まった 「研修中では、現地の学校見学が一番印象に残っています。日本とは全く違う学校の姿に衝撃を受けました。生徒が主体的に発言・活動している姿には、アメリカの文化を実感することができました。自分のクラスでも主体的な活動を行いたいと思い、帰国後は授業にペアワークなどのアクティビティをより積極的に取り入れるようになりました。」 -研修での多くの学びを仲間が活かしている姿に刺激を受けた 「研修では本当に多くのことを学びました。学校に戻り、学んだことを活かせるよう毎日試行錯誤をしています。今回、事後研修会で久々に集まり、研修の内容を再確認したり、ほかの人の実践発表を聞いて学びあいができたりと、たくさんの収穫があり、良い刺激になりました。このネットワークをずっと活かしていきたいです」 -現地での交流を通し、人間性や教師としての指標を得ることができた 「ホームステイや大学の授業を通し、英語の教え方だけでなく外国の生活や文化を学ぶことができたのは本当によい経験だったと思います。 ホームステイでは、海外の暮らしで不安がある中、ホストファミリーのホスピタリティにとても安心することができました。自分も安心できる環境づくりができる教師になりたいと思いました。 なによりも、一緒に参加した仲間や現地の先生方との交流の中で、教え方だけでなく、教師としての心持や人間性も学ぶことができました。英語教師として生きていくなかでの指標となるような研修でした。」 明日は大学別の研修内容報告と模擬授業を行います。