中堅教員研修 最終日

最終日である本日は、午前に山口大学の霜川正幸教授による講義・演習「研修成果の活用」、午後に株式会社Indigo Blueの柴田励司代表取締役会長による特別講義「リーダーシップ」を行いました。 受講者の皆さんに、10日間を通しての感想を伺いました。 -困った時に助け合える関係性づくり 「本研修で学んだことの中で、特にメンタルヘルスマネジメントについて学んだことが、大きな収穫でした。 普段から教職員同士でコミュニケーションを図り、良好な関係性を構築しておくことが、一人一人のメンタルヘルスに繋がると思います。 そのために、勤務校に戻ったら、月に1回、教職員同士で関係性(リレーション)づくりのための活動を行いたいと考えています。 たとえば、お茶でも飲みながら気軽に話せるような場であればいいと思います。『最近はまっているもの』など、程よく自己開示できるようなテーマを設定できると、より交流が深まりやすいと思います。 教職員間で良好な関係性を構築することが、困った時や落ち込んだ時に、お互いに助けを求めやすい雰囲気につながると思います。」 -素早い情報共有を行える体制づくり 「本研修では、2週間、とても多くのことを学ぶことができました。 その中でも、勤務校に戻ってすぐに取り組みたいことは、生徒指導上の課題について、教職員同士で素早い情報共有を行える体制づくりです。 校内で起こっていることを素早く把握できることで、迅速にケース会議を行うことができ、いじめ、不登校などの問題を防ぐことができると思います。」 -危機管理マニュアルを見直す 「私は現在、青少年自然の家に勤めているので、『リスクマネジメント』と『安全教育』の内容が、特に勉強になりました。 勤務先に戻ったら、まずは危機管理マニュアルの見直しに取り組みたいと思います。 勤務先においては、災害の中でも、特に雷と火山についての対策について更なる見直しが必要だと思いました。『活動火山対策特別措置法』などを参考に、見直しを図っていきたいと思います。」 7月2日(月)からは、つくばで「生徒指導指導者養成研修(前期)」を、富山県で「キャリア教育指導者養成研修(第1回)」を行います。