副校長・教頭等研修 6日目

午前に関西外国語大学の新井肇教授による講義「生徒指導」、午後に、音楽座ミュージカルによる「コミュニケーション力」の講義・演習を行いました。 受講者のみなさんに本日の研修の感想を伺いました。 「午前の生徒指導の講義では、生徒指導の意義や目的を再確認し、生徒の自己指導力を育成するために「自己存在感」「共感的人間関係」「自己決定」という3つの機能を踏まえて生徒指導に取り組む必要性を改めて感じました。その上で問題対応型の「治す」生徒指導ではなく、開発的・予防的な「育てる」生徒指導を学校で取り組みながら協働的組織体制をつくっていきたいと思います。」 「午後のコミュニケーション力の講義では、ミュージカルなどを使った「シアターラーニング」を体験しましたが、これまで受けたことのない形式の演習で圧倒されました。身体や声を使った演習を通して、Feel、感じるということを経験し、コミュニケーションにおいては、頭で考えるだけではなく、自分の感覚を開き相手を受け入れること、相手を理解することが大切なのだと分かりました。このオープンマインドの精神を自分の地域でも広めていきたいと思います。」 「コミュニケーション力の講義では、ペアやグループで言葉を使わないノンバーバルコミュニケーションを行うワークショップや学校での会議のロールプレイを行うなど、さまざまなワークショップがありました。自分自身の「開放」の窓を広げること、殻を破ることを体験して理解でき、自己開示の重要性を感じました。ぜひ、今日体験したワークショップを生徒や先生方と行ってコミュニケーション能力を高めていきたいと思います。」 3日は、「マネジメントの実践に向けて」の講義・演習と特別講義を行います。