生徒指導研修 9日目

本日は、午前、午後を通して、「研修成果の発表・指導講評」を行い、受講者による研修成果の発表について、関西外国語大学の新井肇教授に指導講評をしていただきました。 受講者に本日の研修の感想を伺いました。 「今日の研修では、各ユニットの研修の成果を発表しました。どのユニットもこれまでの研修内容を十分に盛り込んだ提案で大変参考になりました。学校の生徒指導力を高めるためには、学校全体で取り組む組織体制を構築する必要があり、教職員が共通の目的を持って、情報共有をしていくことが重要であることを改めて認識しました。」 「研修成果の発表では、各ユニットが一つのテーマの課題について取り組んだ成果を発表しました。どのユニットの発表も工夫を凝らしていて、2週間の研修成果が盛り込まれていました。お互いの知恵を出し合って成果物をつくりあげた経験は、大きな財産になったと思います。新井先生が研修の成果物以上に研修に取り組む過程が研修の成果だとおっしゃっていたのが心に残りました。」 「各ユニットの研修成果の発表では、どのユニットも限られた時間の中でも良く練られた成果発表でした。発表方法も工夫されていて、寸劇やVTRなどがあり、実際の研修でも効果的な方法だと感じました。新井先生の助言では、特にダブル・ループ学習についてのお話が大きな学びでした。生徒指導実践を振り返り、行動の結果だけではなくその背景まで問い直すことができる組織力が重要であることがよく理解できました。」 7日は、「生徒指導に関するマネジメントの推進」と「生徒指導に関する研修の企画・運営・評価」を行います。