NITS調査研究プロジェクト 第1回成果報告会

教育公務員特例法等の一部改正により、NITS(教職員支援機構)では、平成29年度より、教職員の資質向上に関する調査研究機能を付加し、教員の養成・採用・研修の改善を目的とした、さまざまな調査研究プロジェクトを行ってきました。

その成果の普及を目的として、第1回成果報告会を、平成31年3月29日(金曜日)に東京丸の内で実施しました。当日の研究発表と報告書をご活用いただけたらと思います。

研究発表1:

「育成指標の機能と活用」

プロジェクトリーダー:教職員支援機構次世代教育推進センター長 大杉昭英

教員の養成・採用・研修の一体的改革の進展に資するため、都道府県及び指定市教育委員会が作成した育成指標を取り上げ、その特長を分析し類型化を行い、それを踏まえて学び続ける教員の成長を図る上での育成指標の機能と課題を明確化するとともに有効な活用方法を提言します。

研究発表2:

「『主体的・対話的で深い学び』を見取り,実現する校内研修」

プロジェクトリーダー:國學院大學教授 田村学

資質・能力の育成には「主体的・対話的で深い学び」の実現が求められます。そうした授業のためには、期待する学びを具現している子どもの姿を具体的にイメージし、見取る教師の力量が欠かせません。どのような校内研修で教師力を磨いていくかを参加者と共に考えていきたいと思います。

研究発表3:

「働き方改革時代の管理職に求められるタイムマネジメント・スキル」

プロジェクトリーダー:東北大学准教授 青木栄一

学校においてタイムマネジメントが欠如していることで教員の多忙化が政策課題となっています。それでは管理職が管理職として行うべきことは何か。教育ムラと揶揄される教育界にそのヒントを求めることはできません。報告では企業への聞き取り調査結果を紹介します。

研究発表4:

「教員採用統一試験実施の可能性と課題」

プロジェクトリーダー:国士舘大学教授 北神正行

教員採用統一試験実施の可能性等を検討することを目的に、その第一段階として教員採用選考試験の実施主体である教育委員会の意向やニーズを把握するために実施したアンケート調査の結果とそれを踏まえた今後の検討課題について報告を行います。

研究発表5:

「教師の資質と役割とをめぐるディスコースの国際動向」

プロジェクトリーダー:教職員支援機構上席フェロー 百合田真樹人

教師の養成と継続的成長を支えるシステムの経験的な側面を体系化することは、経験則が看過する可能性や課題を改めて再考するために有効なプロセスとなり得ます。本報告では、わが国の教師教育の実践とそのシステムが看過する側面を国際調査研究の事例から明らかにし、優れた教師を確保する上で有効な施策の観点を示します。

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