人権教育指導者養成研修

目的

学校教育には、児童生徒に人権感覚を身につけさせ、人権意識を尊重して行動できるような教育を実施することが求められており、各学校においては、「人権教育の指導方法等の在り方について(第三次とりまとめ)」の提言を踏まえ、人権教育の指導方法等の改善・充実を図ることが求められている。

本研修では、人権教育に関する国内外の動向や人権教育に関する効果的な指導方法等について、研究協議及び演習等を行うことにより児童生徒に人権を尊重する態度を育成するため、各学校や地域における研修のマネジメントを推進する指導者として必要な知識等を習得させ、各地域において本研修内容を踏まえた研修の講師等としての活動や各学校への指導・助言等を行うことのできる指導者の養成を図る。

内容

研修1日目には、行政説明・講義を通して「人権教育の指導方法等の在り方について[第三次とりまとめ]」を踏まえた人権教育について理解を深めるとともに、受講者が事前に作成した資料(以下、事前課題)について班内で1人ずつ説明を行い、意見交換を行う。 研修2日目には、個別の人権課題についての講義・事例発表等を通して理解を深める。さらに研修3日目には、1日目及び2日目に学習した内容をいかして、人権教育の指導方法、研修プログラム又は校内の組織体制等について、それぞれの地域や学校において成果を普及する際の資料(レジュメ)や指導案を、班ごとに作成する。

受講者

ユニット(標準定員)

120名(6ユニット)

開催期間

場所 日程
独立行政法人教職員支援機構 平成30年7月17日(火曜日)~7月20日(金曜日)

開催場所

会場 住所
独立行政法人教職員支援機構 〒305-0802 茨城県つくば市立原3番地

受講者の声

グループごとに人権教育に関する指導方法を考える演習では、上越教育大学の梅野教授のご指導のもと、とても良い雰囲気の中でスムーズに協議をすることができました。どのグループも時間ギリギリまで粘っていて、より良いものをつくり上げようという意気込みが感じられました。それぞれ素晴らしいものができたのではないかなと思っています。
受講者が全国から集まってきているということもあり、地域によって人権教育の実態があまりにも違うことを実感するとともに愕然としました。例えば、私の住む富山県では大きな問題にはなっていない同和問題について、かなり重大な課題となっている地域もあり、地域ごとの根本的な違いを体感できたことは、つくばでの研修ならではでとても貴重な体験となりました。

富山県 / 指導主事 /C.T

私は10年前にも研修を受けていて、久しぶりに2回目の参加となりました。前回参加したときは、三次とりまとめが出たばかりで、研修の内容もプログラムの作成やこれからの人権教育の進め方がメインテーマだったように感じます。
10年たった今回の研修では、人権教育が進み、三次とりまとめが活用されているという前提の上で、より具体的な意見交換ができたと思います。人権教育が年を追うごとに進化しているのを感じました。
また、各県においても人権教育の資料が豊富にあることを参加者同士で確かめ合うことができました。講師の先生が示してくださった研究事例、実践事例も我々にとって大きな財産となりました。
今後の本研修の益々の発展を願っています。

香川県 / 指導主事 / 小笠原 善実

これまでに人権教育に関する研修を数回受講しており、重なる講義内容もありましたが、繰り返し聞くことによって、より理解が深まり、自信につながりました。教師が自信を持って教育にあたるために、たっぷりと時間をかけて知識やノウハウを聴くことができる機会は大変ありがたいです。
今回の研修には、LGBTの子供たちに、どういうカリキュラムを提供していけばよいか、発達段階の違う子供たちにどのように対応したらよいか、などの課題意識を持って参加しました。講師の方々から専門的な話を系統立てて説明いただき、対応方法や心づもりを確認することができました。
また、各地域から人権教育に関する同じ悩みや目標を持って参加した先生方と取組や対応について意見交換を行い、有意義な機会を得るとともに、心を揺さぶるようなエネルギーと元気をもらいました。

名古屋市 / 指導主事 /松橋 弘治

ダウンロードデータ

受講案内(受講者へのお知らせ)

参考資料

 

更新履歴

平成30年6月8日
決定通知を掲載
平成30年3月29日
平成30年度実施要項を掲載
平成29年4月11日
ページ公開

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