学校安全指導者養成研修

目的

各地域・学校において児童生徒等の安全の確保が図られるよう、学校における生活安全・交通安全・災害安全に関し、必要な知識等を習得させ、各地域において本研修の内容を踏まえた研修の講師等としての活動や各学校への指導・助言等を行うことのできる指導者の養成を図る。

内容

講義や演習を通じて、学校における生活安全・交通安全・災害安全の現状と課題、効果的・効率的に指導をするためのポイントを習得するとともに、学校事故被害の現状やご遺族の立場に立った対応について理解を深める。また、グループごとに学校安全計画を作成する演習を行い、学校安全に関する指導のカリキュラム・マネジメントについて学ぶ。

受講者

ユニット(標準定員)

160名(8ユニット)
(各都道府県(中核市分を含む)においては、4名程度。各指定都市においては、3名程度。)

開催期間

場所 日程
独立行政法人教職員支援機構 平成30年7月9日(月曜日)~7月13日(金曜日)

開催場所

会場 住所
独立行政法人教職員支援機構 つくば中央研修センター 〒305-0802 茨城県つくば市立原3番地

受講者の声

本研修で得た知識は汎用性が高く、これから研修に携わっていく中で、有意義な学びとなりました。中でも、森本晋也講師の「災害安全」の講義・演習で、震災を生き抜いた子供たちが震災前に取り組んでいた防災教育の事例をとおして、防災教育の大切な視点を学びました。その事例は、子供たちは、震災前に「助けられる人」から「助ける人」への意識を高めるボランティアなどの防災教育に取り組んでおり、主体的に行動したために強く印象に残り、とっさのときに指示を待たずに、自分で考えて非難することができたというものです。防災に関わる教育は生徒主体で行うことが効果的であると実感しました。
また、学校安全計画の作成を行う演習で、交通安全、生活安全、災害安全等をばらばらに考えるのではなく、教科横断的に組み合わせるカリキュラム・マネジメントの視点を学び、とても勉強になりました。
これらの視点を研修の年間指導計画を作成する際に参考にしたり、取り入れたりしていきたいと思います。

岩手県 / 研修指導主事 /吉田 幹伸

研修を受講して、これまで発生した附属池田小学校での事件、さいたま市のASUKAモデル関係の遺族の方や関係者のお話を直接聴けたことは非常に印象に残っています。もし自分の学校で同様の事件や事故が起こった場合、適切な対応ができる体制になっているかどうか、改めて考えさせられました。
学校に戻ったら、今回伺ったお話をもとに、教職員の皆さんと学校付近の危険箇所を確認したり、校内巡回を見直し生徒のちょっとした変化を見逃さないようにしたりして視野を広げていきたいと思っています。あわせて、私は生徒指導部長という立場であるため、このことを積極的に若手教員に示し共有していきたいです。
また、立場上、始業式や全校集会など生徒たちの前で話す機会があります。そのような機会にあらためて命の大切さについて直接生徒に言葉で伝えていくとともに、LHRの時間を使ったり、生徒指導だよりを発行したりして、日頃から命について考えさせる場面を意識的につくっていこうと思います。

京都府 / 高等学校 /森川 喜宏

今回の研修では、吉門調査官による学校安全についての理論の概説や、そこからつながる学校安全の各分野の講義からの学びを通して、「なぜ」「なんのために」という目的、理由を理解し、自分なりに課題を見つけて考える態度を獲得できました。 研修で特に印象深かったのは、遺族の方のお話です。私たちは何のために安全について学び、危機管理マニュアルを作成しているのか。原点は「目の前の子供を守るため」だということを、改めて意識する時間となりました。遺族の方のお話を聞きながら、自分の安全についての取組と、子供たちの顔や保護者の皆さんの顔が思い浮かびました。教員にとって、過去を学び、「過去に起こった失敗を繰り返してはいけない」という思いを得ることは、主体的に安全に取り組んでいく姿勢につながると思います。現場に帰って、この学びを伝え、学校全体、地域全体で安全に対する意識や思いを高めていきたいです。

鹿児島県 / 小学校 /Y.S

ダウンロードデータ

更新履歴

平成30年4月26日
平成30年度実施要項を掲載
平成29年7月13日
決定通知、事前課題を掲載
平成29年5月24日
平成29年度実施要項を掲載
平成29年4月11日
ページ公開

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