中堅教員研修 1月22日

本日は、兵庫教育大学の浅野良一教授による講義・演習「マネジメントの実践」を行いました。 受講者の皆さんに、本日までの研修の感想を伺いました。 -学校全体を見渡し、必要に応じて適切な指導助言を行う 「本研修を通じて、本当に多くのことを学んでいます。特に、多くの講師から『スクールリーダー』という言葉が出てきて、これからの自分の役割を考える上で、意識面において大変刺激をもらっています。 私は現在学級担任を務めていますが、来年度は指導的な立場になる可能性が高いです。そうした状況の中で、これまでのように自分の学級の生徒だけを見るのではなく、学校全体を見渡し、必要に応じて適切な指導助言ができるよう、リーダーとしての意識を常に持ち続ける必要があると感じています。 勤務校に戻ったら、職員全体を見渡しながら、周りに積極的に働きかけていきたいと思います。時には先頭に立って引っ張り、時には後ろから支援や助言を行い、管理職との橋渡しも行えるような立場を目指したいと思います。」 -職員みんなで共通理解して、共通実践する 「私は現在教務主任を務めていますが、『カリキュラム・マネジメント』について、まだまだよく分かっていない部分もあった中で、本研修で理解を深めることができ、大変勉強になりました。 特に学校のグランドデザインについて、私も作成に携わったのですが、ただ作ればいいのではなく、『職員みんなで共通理解して、共通実践する』という視点がとても大事なのだと改めて気付かされました。 勤務校に戻ったら、次年度に向けたグランドデザインを職員で共有するために、校内研修の場で職員への周知を図りたいと思います。学校としての方向性を示すことで、それぞれがバラバラの方向を向くのではなく、同じ方向に向かって職務に取り組んでいけると思います。」 -若手と中間層やベテラン層が関わりを持てるような場を設定したい 「本日の浅野講師のお話では、メンタリング(支援的助言)をはじめとした『人づくり』という観点で、特に勉強になりました。 30~40代が少ない学校現場において、支援的助言者であるメンターが中心となって若手を育成することで、組織が活性化し、効果的な学校運営に繋げていけると思います。 勤務校に戻ったら、まずは若手と中堅層やベテラン層が関わりを持てるような、場の設定から始めていきたいと思います。私は教務主任を務めているので、例えば会議の席を工夫した上で協議の場を設けるなど、関わりの機会を提供できたらと思います。」 ※写真のポーズは「NITS」を表しています。